JR西日本「227系Red Wing」にはカープ優勝時に見られる行き先表示など秘密がたくさんあった!

広島エリアのJR線を走る227系は、車両に付いた赤い羽が特徴で「Red Wing」の愛称で人気の電車。この227系には驚きの秘密がたくさんあったんです!!そんな気になる「Red Wing」を徹底解剖します!

227系Red Wing 227系Red Wing

まず広島に227系が多く走っている理由から。2015年3月から運用を開始した「227系Red Wing」。それ以前には103系・105系・115系が走っていましたが、「227系Red Wing」は今までの車両より安全性を高め、オールステンレスになったことで軽くなり、少ない電力で動かせることになったからだそうです。

227系Red Wing

 

続いては、そもそも電車はどうやって動いているのか。それは、電車の上にある電線から電気を取ってモーターを動かして走っています。電気で走っているので日々の点検も大切なんです。

パンタグラフ パンタグラフ

 

日々の車両点検はどうやっているのか、227系の電車を点検する下関総合車両所広島支所で教えてもらいました。

下関総合車両所 広島支所

 

こちらでは、電車の屋根の機械や車輪など500項目を検査を、1日で多くて2編成分を検査しているそうです。

点検の様子 点検の様子

電気が流れている架線から電車に電気を取り入れる機械の「パンタグラフ」。この「パンタグラフ」の点検では、上下に動かすバネ圧や、架線と触れる部分がすり減っていないかなど確認します。屋根の上には、電車が事故などで大きな電気が流れた時に、電車を安全に守るために電気を止める「ヒューズ」が取り付けてあります。これなら安心して電車に乗れますね!

点検の様子 パンタグラフの点検の様子 ヒューズ ヒューズ

そして電車の下部の点検。まず目につくのは大きな車輪、車輪は特別な装置を使って大きさの点検をします。新品の車輪は直径86㎝メートル。走行することで車輪が削れるということはあまりないそうですが、車輪に傷が付いた時には表面を削ってキレイにするので少しずつ小さくなるんだそうです。最大8cm削れても大丈夫な仕様となっているそうです。毎日たくさんの場所を点検していることで、安全に走れるんですね。

車輪サイズの点検 車輪サイズの点検

 

続いて、Red Wingの車内の秘密。車内にあるつり革は、よく見ると場所によって長さが違うんです。これは、様々な身長の方に安心して使っていただけるように、つり革の長さを変えて配置してあるんだそうです。お客さんの利用が多いドア付近は、空間を広く使えるように、短いつり革が配置されています。

つり革

 

そして、車内にある「SOSボタン」。通常時は絶対に押してはいけないボタンですが、体調が悪いときなど非常時に押すと乗務員と話ができます。非常時は、こちらを使って連絡してください。

SOSボタン SOSボタン ※SOSボタンは非常時のみ使いましょう

最後は、227系Red Wingの運転席。運転席には、車両の状態やスピードなどがデジタルの画面で表示され、その周りには、たくさんのボタンがあります。ドアの開閉も運転席にあるボタンで操作しているんです。

運転席 運転席

227系Red Wingの秘密をもう少し。先頭車両の側面にある「Red Wing」と書かれた227系の赤い羽は何のために付いているのかご存じですか?これは、別の227系の車両と連結した時に、ホームから人が落ちないようにするためについているんです。お客様の安全を守るための羽だったんですね。

ホームから人が落ちないようにするため

 

そしてカープファン必見の秘密。227系Red Wingには特別な行先表示があるんです。それは、カープ坊やの行先表示。特別なイベントやカープが優勝した時など限られた時しか見られない広島だけの激レア表示なんです!これはカープファンの方は一度は見たいですよね。

カープ坊やの行先表示 カープ坊やの行先表示

普段なにげなく乗っている電車も調べてみるとたくさん秘密があるんですね。

 

広島ホームテレビ『5up!』(2022年8月24日放送)

ひろしまリード編集部

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