食品ロスをなくそう!恵方巻完売作戦【地球派宣言】
2020.02.17
2022.05.31
恵方巻でSDGsの取り組みを
農林水産省の発表によると、2016年度、食べられるのに捨てられた食品の量は、年間でおよそ643万トン。その中には、恵方巻きも含まれています。
恵方巻は、スーパーにとって大きな売り上げとなるイベントです。今年も、朝早くから、豪華な食材の入った恵方巻きが作られていました。
恵方巻
しかし作り過ぎによる売れ残りの懸念もあります。
取材したスーパーでは、一日4000本を売り上げる恵方巻。早めに値下げをするなど、廃棄をなるべく出さないようにしてきました。店長と鮮魚の担当者が、随時、売り場の状況を分析しながら、食品ロスを出さないように取り組んでいます。
店内にならぶ恵方巻
このスーパーでは、去年、恵方巻の廃棄はゼロでした。去年から始めた食品ロス対策では、予約システムを導入し、余分に作ることを避けました。
今年は、売り上げの4割近くが予約販売で、閉店時には準備していた恵方巻が完売となりました。
これも食品ロスを減らす取り組みのひとつ、SDGsの2番「飢餓をゼロに」に当たります。
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2020年2月5日放送)