【広島雑学】フランス菓子の名店「ポワブリエール」人気菓子サブレのモチーフとは?
知っているようで知らない「へぇ~」と思わず言いたくなる広島の雑学をクイズに!題して「広島へぇ~じゃん」!
今回は広島にフランス菓子を広めたと言われているお菓子の名店「ポワブリエール たかの橋店」から雑学をお届けします!
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お店に入るとおいしそうなケーキが並びます。早速ポワブリエールの市原さんにおすすめのケーキを教えてもらいました。
市原さん「このケーキはサバランといって、ポワブリエール社長も大好きなスイーツなんですよ!」
サバランはフランスの伝統菓子で、生地にたっぷりのシロップを染み込ませ、生クリームをのせたスイーツです。他にもおすすめのスイーツはあるようで・・・
市原さん「これは、ポワブリエールで人気のお菓子・サブレです!広島みやげグランプリや日本ギフト大賞もいただいたんですよ!」
市原さん「このサブレは広島ならではの”あるもの”をモチーフにしているんですけど、それが何か分かりますか?」
さて、ここで問題!ポワブリエールの人気のお菓子であるサブレは、広島にゆかりのある植物をモチーフにしています。それは一体なんでしょうか?
市原さん「答えは「アオギリ」です!代表的なフランス菓子であるサブレを使ってアオギリの葉をモチーフに作ってみました!」
ということで、正解は「アオギリ」でした!被爆してもなお、元気に生き続けるアオギリは平和の象徴として知られていますが、シェフにはまだこんな思いがあったそうですよ。
シェフの市原董永さん「広島には復興の象徴みたいなアオギリという植物があるので、それでお菓子を作れないかという話がありました。それでやってみようと思ったのが最初の動機ですね。アオギリの葉っぱを模して、あとは広島の味としてレモンとはっさくで味付けしたものをはさもうと。やっぱりそれが一番シンプルで美味しかったので、今のサブレになりました。」
広島を盛り上げるために考えられたお菓子だったんですね。このアオギリのサブレは、フランス菓子の伝統を守りながらも、広島ならでは、そしてポワブリエールならではのお菓子として誕生しました。
ポワブリエールの人気菓子「へぇ~じゃん」認定です♪
広島ホームテレビ『5up!』(2022年6月15日放送)
「広島へぇ~じゃん」
ひろしまリード編集部
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