カープ開幕ダッシュの立役者 上本崇司選手 プロ10年目の今季はやっちゃろうや!!

「とにかくチームが勝てるように。迷惑かけないように一つでも多く貢献したいと思っている」と謙虚に話すのは上本崇司選手。広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』は、プロ10年目で初めて開幕スタメンを勝ち取った上本選手をフカボリ。飛躍を遂げた今シーズンへの決意に迫る。
※データはすべて4月9日O.A.時現在 ※以下、敬称略

上本崇司選手 上本崇司選手

カープは今シーズン29年ぶりに開幕6連勝し、歴史に残る好スタートを切った。その立役者として躍進しているのが上本崇司。セカンド、サード、ショート、レフト、センター、ライトと内外野6ポジションを守れるユーティリティプレーヤーだ。今シーズンはバッティング面でもオープン戦打率.385。人生初のサヨナラHRを放つなど若手に負けない猛アピールで初めての開幕スタメンを掴んだ。

開幕ダッシュの立役者となった上本選手 開幕ダッシュの立役者となった上本選手

今シーズンのカープの魅力は何と言っても打線の粘り。上本はここまで12試合に8番バッターとしてスタメン出場。その全ての試合で出塁。リーグ上位に食い込む出塁率をマークし、打線の繋ぎ役として欠かせない存在になっている。「8番という打順の僕の仕事は、ピッチャーにどうにかして繋ぐこと。たとえピッチャーがアウトになっても次の回、先頭バッター1番からいけるので」。ボールを見極め、塁に出て上位打線に繋げることを常に頭に入れてバッターボックスに立っていることを明かした。

「8番という打順の僕の仕事は、ピッチャーにどうにかして繋ぐこと。」 「8番という打順の僕の仕事は、ピッチャーにどうにかして繋ぐこと。」

その意識が如実に現れたのが3月29日の阪神戦。1点ビハインドの9回、1アウト2塁の場面。ファール8球を含む12球の粘りを見せ、フォアボールをもぎ取る。それを起点に代打・長野久義がチャンスを広げ、1番・西川龍馬のタイムリーで逆点に成功。地元開幕戦をサヨナラ勝利で飾った。「あそこでフォアボールを取れたことは、僕の中で100点満点」と言い、自身の意識が体現されたことを示した。

そして、お立ち台で飛び出した言葉。「(順位予想で最下位だと)僕ら言われてるみたいなんですけど、そんなん関係ねぇ!やっちゃろうや!!」。上本は「あの言葉は、横浜での開幕戦前に全員集まってミーティングがあった時に、佐々岡真司監督が言われた言葉をパクっただけ」と打ち明けた。

原動力は家族の存在 原動力は家族の存在

任されたポジション、打順で自分の仕事を全うする仕事人。その原動力の一つとして家族の存在をあげる。「しんどい時も子どもの顔見たり話したりすると疲れも取れるし、力にもなるし」と話す上本パパ。支えてくれる家族のため、チームの勝利のため、上本はこれからも躍進し続けるだろう。

 

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 4月9日放送
ライター 湯谷葉子

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