体がぽかぽか温まる・冬のカレー特集(広島市安佐南区)
体がぽかぽか温まる、カレーがおいしいお店を特集。
広島ではめずらしいスープカレーや、新店でスイーツも楽しめるお店をご紹介します。
◇ mitomuya
安佐南区緑井に新しくできたカレー店「mitomuya(みとむや)」。
「mitomuya(みとむや)」店内 (C)HOME
「カレーとコーヒーとおやつの3本柱でやっています。」
「夫はカレーが好き、私はおやつが好き、2人ともコーヒーが好き、ということでこの3本柱になりました。」
お店を経営している高田さんご夫婦は、そう語ります。
おすすめのカレーメニューは、カルダモンというスパイスを使ったチキンカレー。
カルダモンチキンカレー 副菜2品付き(850円) (C)HOME
カルダモンはスパイスの一種で、「香りの王様」、「スパイスの女王様」と呼ばれることも。
他にもコリアンダーやパプリカなど、4種類のスパイスが使われています。
さらに、隠し味で豆乳ヨーグルトも入っているんだそう。
「自分たちの子どもが、乳製品のアレルギーがあって。アレルギーがある子にも食べてもらいたいと思って、豆乳ヨーグルトを隠し味にしています。」との思いからだそうです。
また辛み抑えめのカルダモンチキンカレーとは対照的な、スパイシーなミネストローネ風カレーもあるんです。
mitomuyaでは、2種類のカレーを食べることができる「あいがけカレー」も楽しめます。
また、食後におすすめなのが3本柱の一つであるコーヒー。
アームズ式焙煎を採用したコーヒー(ペルー コチャパンパ)は500円。 (C)HOME
「不純物をしっかり取り除いて、雑味のないコーヒーを作りたい。」という思いから、アームズ式焙煎を採用。
豆を選別した後、50℃以上のお湯で洗い、さらに選別をして不純物を取り除く焙煎方法で、うま味が凝縮したコーヒーに仕上がります。
イタリア発祥のスイーツ「アフォガード」と一緒にいただくのがおすすめ。
アームズ式 アフォガード(500円) (C)HOME
通常はエスプレッソをかけていただくのですが、このお店では濃いコーヒーを抽出したものをかけます。このコーヒーの香りがぶわっと口の中に広がり、バニラアイスの甘さと滑らかさとが相まって口の中に幸せが広がります。
また2階はレンタルスペースになっており、何かやってみたいなっと思ったときに挑戦できる場所にしてもらえたらいいなと考えているそうです。
「来てよかったな、と思ってもらえるような場所。自分らしくいられるような空間にしていきたいです。」と、高田さんご夫婦の挑戦は続きます。
是非一度、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(C)HOME===
mitomuya(みとむや)
広島市安佐南区緑井2-12-1
Tel:050-3717-3536(11月半ばまで)
営業時間 11:00~18:00
定休日 日曜・月曜・祝日
https://www.instagram.com/mitomuya/
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◇ SOUP CURRY CHOP
広島では珍しいスープカレーのお店が、イオンモール広島祇園のすぐそばにあります。
その名も「SOUP CURRY CHOP(スープカリーチョップ)」。
「もともとカレー店をやりたいと思っていたところに、珍しいスープカレーが札幌にあると聞いて。それで2年間札幌で修業した後、このお店をオープンしました。」店主の福本さんはそう話します。
スープカレーは、全部で15種類。
そのなかでも、おすすめなのはチキンベジタブルカリーです。
コリアンダー、クミン、カルダモンなど約20種類のスパイスが入っています。
スープは鶏がらから野菜、スパイスも入れて5時間くらい煮込んでいるそう。チキンも圧力鍋で2時間煮込んでいるので、ほろほろと口の中でお肉が溶けていきます。
男性に特に人気があるタンドリーチキンカリーもおすすめ。
鶏肉が豪快に1枚がドーンとのったボリューム満点の一品です。
食べ応えのある、噛んだ瞬間に鶏の脂がジュワ~ッと溢れ出てきます。
一方、女性に人気なのはシーフードカリー。
シーフードカリー ノーマルスープ(1,000円) (C)HOMEホタテ、ほっき貝、海老など5種類の海鮮が入ったシーフードカレー。北海道では主流なスープカレーなんだそうです。
魚介のうま味たっぷりで、食べているとじんわり汗が出てきます。
体の芯がぽかぽか温まるスープカレー、寒くなるこれからの季節にぜひ味わってみてください。
(C)HOME===
SOUP CURRY CHOP
広島市安佐南区祇園6-18-32
Tel:082-875-9393
営業時間 11:00~21:00
定休日 月曜日
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広島ホームテレビ『5up!』(2021年11月9日放送)
ライター:神原知里
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。