【ホームテレビ女性アナウンサー・リレーコラム】それぞれの秋 八幡美咲編

こんにちは。
広島ホームテレビアナウンサーの八幡美咲です。

八幡美咲 八幡美咲アナウンサー

最近、朝夕すっかり肌寒くなりましたね。
会社の窓から空を眺めていたらうろこ雲が空高くなびいていて、秋の訪れを感じました。
さて、今月から広島ホームテレビの女性アナウンサーが、同じテーマで「リレーコラム」を繋いでいく事になり、私がトップバッターを務めることになりました。

女性アナウンサーリレーコラム、最初のテーマは「秋」です。

 

爽やかな気候になり集中力が高まるこの季節。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋など色々な秋がありますが、私がこの秋ハマっているのは「読書」です。

早速ですが、
皆様、読書は紙派ですか。電子書籍派ですか。

私は、ずっと紙派でしたが、今回の小説で電子書籍デビューをしました。

読書の秋に電子書籍デビュー 読書の秋に電子書籍デビュー

最初は画面を指でスクロールしてページをめくるのに慣れなくて読みづらさを感じていましたが、慣れてくると意外にもさくさくと読みやすい!

さらに、便利機能もたくさんあるんですよ。
本の中に出てくる分からない言葉を長押しするだけで自動的にページの右下に言葉の意味や類義語を出してくれるんです。
今回、歴史背景の前知識も必要となるので、この機能に大いに助けられました。

時代は進んでいますね〜。

しかも、蛍光ペンで、後日読み直したい箇所にチェックをつけられる!!

色も黄色や青色やピンク等たくさんあるので、大事なところ、もう一度じっくり読み直したいところ、あとで歴史博士の友達に聞きたいところ、など色分けすることもできるんです。

す、すごい便利!!

今回、電子書籍デビューで読んだ本は、1996年に童門冬二さんによって書かれた小説「上杉鷹山」です。

この本を知ったきっかけは、ある番組のインタビューで、スターバックスコーヒージャパンCEO水口貴文さんが「読み返したくなる本」としてこの本を紹介していたからです。
すぐに読みたくて番組後ネットでポチっと買いました。

上杉鷹山ご存知でしょうか。
私は恥ずかしながら、正直、正確には何をした人か分かりませんでした。

私のような『上杉鷹山』を知らなかった方でも

なせば成る。
成さねばならぬ何事も。
成らぬは人のなさぬなりけり。

この言葉を聞いた事ある方多いのではないでしょうか。

簡単に説明すると
上杉鷹山は、ジョン・F・ケネディが尊敬した唯一の日本人。
江戸時代中期の大名で、財政危機に陥り領地返上寸前だった米沢藩を改革し再生へと導いた方です。

その改革の仕方も素晴らしいのですが、なにより驚いたのは改革を始めた年齢です。
なんと、わずか17歳。

一方、私は自分のことに精一杯で進路や部活に悩んでいた17歳…。

この本の面白いところは、小説仕立てで書かれているので、どうやって改革を行ったのか、物語をイメージしやすく手に取るように分かるんです。

次の展開が知りたくて、無我夢中でページをめくっていました。

身分制度がはっきりしていた士農工商の時代に「侍も畑を耕すべし」。
そんな改革が最初から上手くいった訳ではなく、やはりいろんな反発やひどい妨害にもあいます。

それもまたリアルで、改革を行う上で大切なこと、今の世の中にも通じる役立つことがたくさんありました。

読み終わったあと、明日から仕事頑張ろうと背中を押してもらえる1冊です。

ぜひ、読書の秋のおともに読んでみてください♪
壁にぶちあった時、上杉鷹山だったらどうするかな…
分かるようになるくらい読み込めたら最高ですね(笑)

次回は、渡辺美佳アナウンサーです。
お楽しみに!

 

ライター 八幡美咲(ホームテレビアナウンサー)

プロフィール https://www.home-tv.co.jp/ana/pf_yahata/

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