広島の老舗 酔心の大人気テイクアウト「釜めしいなり」(広島市中区)

コロナ禍の今だからこそ、利用したいテイクアウトができるお店。
今回は、広島郷土の味・釜めしと、旬の素材をトッピングした「釜めしいなり」をご紹介します。

 

◇ 広島料理専門 酔心本店


昭和25年に創業、広島を代表する老舗、「酔心本店」。

酔心本店  酔心本店 (C)HOME

 

店頭には、「廣島で二番目に安うて旨い店 酔心」と書かれた看板が…。

「一番目は家庭の味。そして、二番目が酔心、という意味なんです。創業者はとても母親思いで、母親の喜ぶ顔が見たくて開業したんですよ。」
酔心本店の田村さんは、そう語ります。

開店から3年経った昭和28年に、名物の釜めしが誕生しました。

酔心名物の釜めし 酔心名物の釜めし

 

田村さん曰く、
「家族で楽しめるお店を作りたい、という思いから生まれたのが釜めしなんです。」とのこと。

広島のソウルフードともいえる、酔心の釜めし。
三次市君田町産のこしひかりを使用し、食べる直前に旬の味覚と一緒に炊き上げます。
こうすることで、素材の味がぎゅっと詰まった釜めしに仕上がるそう。

 

この釜めしをアレンジしたテイクアウトメニューが「釜めしいなり」です。

秋の釜めしいなり(12個・3,920円) 秋の釜めしいなり(12個・3,920円) (C)HOME

 

コロナ禍で生まれたこのメニューは、テイクアウトとして大人気商品に。

※秋の釜めしいなり(12個)のラインナップ
・広島産穴子と枝豆天ぷら酢橘実山椒ソース
・広島菜漬けと山椒ちりめん
・栗と黒大豆
・音戸ちりめん柴漬け長芋
・抹茶(油揚げを炊くときに抹茶を入れて炊いたもの)
・牛キーマカリーとフレッシュトマト(中身のご飯はサフランライスです。)
・タコと小豆十五穀
・鶏生姜とオクラみょうが
・広島産牡蠣オイル漬けとオリーブ
・鮭といくら青しそ
・松茸カボス

ラインナップ (C)HOME

 

酔心本店料理長のイチオシはどれか、たずねてみることに。
すると…

酔心本店料理長:松尾正彦さん 酔心本店料理長:松尾正彦さん (C)HOME

 

「広島産穴子と枝豆天ぷら酢橘実山椒ソースです。」
との回答が!
「山椒のソースが穴子の天ぷらに合って、間違いなくおいしいです。」
と、自信満々に語る料理長。

見て華やか、食べておいしい、酔心の新しい釜めしいなり。
1万円以上の注文で、市内中心部へ無料配送のサービスもあるそうなので、職場やおうちで釜めしいなりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

取材にご協力いただいた料理長:松尾正彦さん(写真左)と田村さん(写真右) 取材にご協力いただいた料理長:松尾正彦さん(写真左)と田村さん(写真右) (C)HOME

 

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広島料理専門 酔心本店
広島市中区立町6-7
Tel:082-247-4411
受付可能時間 10:00~20:00
※定休日は17:00まで受付可能
※前日正午までに要予約
定休日 水曜日

詳しくは、http://www.suishin.or.jp/honten/cuisine
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広島ホームテレビ『5up!』(2021年9月28日放送)
ライター:神原知里
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

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