【カープ道】球場に響く選手の登場曲を大調査
マツダスタジアムに鳴り響く選手たちの登場曲。
今回はこの曲に大注目しました。
最初に注目したのはアンパンマンの愛称でお馴染み松山竜平選手の登場曲。
愛称通り、長らく登場曲にもアンパンマンの曲を使っていたのですが、現在はYOASOBIの「アンコール」になっています。
HIPPYさん(左) ボールボーイ佐竹(右)これについてカープ芸人の佐竹さんは「ずっとアンパンマンの曲だったんですけど、ヒリヒリするような打席に立つときに、アンパンマンの『そうだおそれないで♪』はちょっとやっぱり」と変更の理由を紹介。さらに「今、背番号55になってるじゃないですか、前の55番はエルドレッドさん、本当に集中したいときはエルドレッドさんの曲で打席に入る」。 そう、チャンスの場面で松山選手が登場すると流れてくるのはエルドレッドさんが登場曲に使っていたImagineDragonsの「Radioactive」だ。選曲の理由について松山選手によると、相手ピッチャーへの威圧感、そして自分自身の集中力も上がるためだそう。
続いて注目したのは大道温貴投手。中継ぎとして登板していた時に使っていたのはB’zの「ultra soul」。しかし7月のエキシビジョンマッチではKing&Princeの「シンデレラガール」へ変わっていた。この変化にSNSでは「ウルトラソウルからのまさかのシンデレラガール」や「振り幅が大き過ぎる!」などファンの書き込みで盛り上がった。この変更をアーティスト・HIPPYさんは「カープ女子かわいいじゃないですか。球場でかわいい子を見つけるくらいの余裕でいけたら良いんじゃないかなと思うんですよ。」と勝手に謎の解釈を披露、それでも最終的には「やっぱり勝利の女神を探しているんだと思いますよ」という答えに何とかたどり着いた。
そしてイメージ通りの曲というテーマで佐竹さんが語り始めたのはレジェンド右腕・黒田博樹さんの登場曲B’zの「RED」についてのエピソード。
佐竹さん「黒田さんのために書いた曲。R=楽をしない、E=偉ぶらない、D=誰のせいにもしない。これの頭文字を取ってREDというタイトルになったんです。この曲は本当に球場がひとつになる。」
カープファンならこの曲を聴くと、マウンドに向かう黒田さんの雄姿が目に浮かぶはずだ。
他にも、広島ゆかりのアーティストの曲を使っている選手や…
好きなアーティストを一途に使い続けたり、交流のあるプロレスラーの登場曲を使ったりと思いは様々。
選手の登場曲にどんな思いが込められているのか、想像を巡らせてみるのも面白いかもしれません。
広島ホームテレビ『カープ道』 2021年9月22日(水)放送より
ひろしまリード編集部