『恋とか愛とか(仮)』、通称「コイカリ」は、広島ホームテレビでレギュラー放送していた恋愛力強化バラエティ。
2015年4月にスタートし、今年3月までの6年間、広島の若者のリアルな恋愛をドラマで描いて来ました。
タイトルの（仮）は、結末が決まっていないという意味で、その名の通り、視聴者の投票により、その後の展開を決定する手法が話題に。

 

そんなドラマ「コイカリ」から派生して誕生した舞台が、9月23日～26日、広島市中区の広島YMCA国際文化ホールで上演されます。
前回、昨年２月開催の東京・広島公演は、番組ファンばかりでなく、舞台好きの方や、「リアルな愛憎劇に興味を持った」という多くのみなさんに足を運んでいただき、超満員の大盛況でした。

今回で5回目となる舞台「コイカリ」。その見どころをご紹介します。

 

ドラマと舞台、共通の魅力は、「ストーリー選択」

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「コイカリ」は、最初から最後まで、すべてのストーリーが決まっているわけではありません。
物語の分岐点で登場する「選択肢」。会場の皆さんの拍手の数でその後のストーリーを決定します。

「選ぶのも楽しいけど、自分が選ばなかった展開も気になって仕方ない！」
「ストーリー選択に参加するので、会場に一体感が生まれ楽しかった！」
など、コイカリ流のドキドキわくわく感に、ハマった人が続出しました。

実はこれ、観客の皆さんだけではなく、出演者にとっても非常にスリリング。

座長のさいねいさんは、昼夜で別のストーリーが選ばれる傾向があると分析。
こういうライブ感が演じていて面白い、と話してくれました。

稽古中のさいねいさん

 

出演者の成長の跡、そして特別ゲストも

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普通の女の子を演じるのに、「普通」を表現する苦労があったと語るのは、藤原あずささん。
前回は初演でドキドキしすぎて、客席に目を向ける余裕がなかったそうです。
今回の舞台では演じる場を楽しみたいといいます。

藤原あずささん

 

1日限定の特別ゲストとして、初日は広島出身で前回公演出演の松野井雅さん、24日はコットン西村真二さん、25日は犬山紙子さんと、「恋愛マエストロ」としてMCを務めたお2人が続きます。

番組で「恋愛マエストロ」としてMCを務めた西村真二さん、犬山紙子さん

 

千秋楽には広島出身ドロンズ石本さんの出演が決定しました。昨年の熱演が大好評だった石本さんの演技も見逃せません。

 

はじめて経験したコロナ禍での稽古

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稽古場を少し覗いてみると、出演者・スタッフはマスクを着用、消毒・検温の徹底、そして大きな窓も全開で練習に励む姿がありました。

「稽古も本番も感染防止対策を徹底することにより、安心して観劇してもらえるように努めたい」と、さいねいさん。

マスクを外す本番当日まで、声のボリュームやメンバーの細かな表情の差が掴めず、大変な点も多いといいます。
そんな厳しい環境の中でも、ベストの舞台を届けようと、いま出演者たちの思いは最高潮です！

稽古の様子

 

「恋の続きは、あなたが決める！」
参加型、新感覚舞台を体験してみてはいかがでしょうか。

出演者たち

 

 

【舞台「恋とか愛とか(仮) ５」】
過去放送したドラマの人気３作品をオムニバス形式で舞台にて再現。
物語は、恋愛をこじらせた人々が集いあうBarから始まります。
そこで語られる選りすぐりの恋愛エピソードを、さいねい龍二さんや藤原あずささんなど、広島で活躍する俳優やタレントら11人が描きます。

開催：2021年9月23日(木･祝)～26日(日)
会場：広島YMCA国際文化ホール(広島市中区八丁堀7-11)
https://www.home-tv.co.jp/koitoka/stage5/

チケット　3,500円（前売り・当日とも）
ライブ配信【PIALIVE STREAM】1,500円
※9月29日まで全公演アーカイブ視聴可能

お問い合せ：
HOMEイベントセンター
（TEL 082-221-7116　平日10時～17時)

 

 

ひろしまリード編集部