【カープ道】鯉党目線でカープの課題を大真面目に考える!

ついにペナントレース後半戦が再開、選手たちは日々熱い戦いを続けている。

ですが、今回はグラウンドの中ではなく、外側からの目線=ファンの視点からカープの現状を考えます。

 

まずカープファンについての分析を披露する1人目は、高校まで広島で育ち、現在は東京で会社員をしながらカープを応援する栞さん。

栞さんはカープが好きすぎて大学の卒論のテーマが「プロ野球ファンの研究 ~ジェンダーと地域性に着目して~」だったという強者です。

栞さん 栞さん

そんな栞さんが提唱するカープファンの強みの1つが、「現地観戦した事がある人の多さ」だと言います。

栞さん「東京都と広島県の人口とスタジアムの動員数を比較すると、東京都では27%しか観戦していないのに対して広島県では42%の人が現地観戦している。」

この数字からも広島が地域全体でチームを応援している事が伺えます。

 

そして、学生が作る首都圏カープファン向けフリーペーパーCapitalの編集に携わる大学院生・北村淳一郎さんが感じるカープファンの強みは、「カープファンはSNSを活用した情報収集に長けている」という事だそうです。

北村淳一郎さん 北村淳一郎さん

北村淳一郎さん「Capitalでファンの方に取材する時に感じることなんですけど、関東在住の方でもSNSのツールを通じて多くの情報を収集しているなと。」

この意見にすかさず反応したのがカープ芸人・ボールボーイの佐竹さん、SNSでジャニーズファンの中でカープが話題になっているという情報をゲットしたという。

佐竹さん「西川選手と羽月選手がツーアウトの合図を2人だけこれ(指ハート)でやっていた。キュンですと思ったんですが、僕が羽月選手に聞いたら、『あれは、もみあげ手裏剣なんです』と言われた。」

このもみあげ手裏剣とはSnowManの向井康二さんの決めポーズで、もみあげをつまんでから指ハートを作る。

佐竹さん「カープ選手がもみあげ手裏剣やっているとなってジャニーズファンが『カープ選手ありがとう』となった。SnowManの向井さんもラジオで発信してくれてるんです」

 

一方で、北村さんはファンがSNSなどの使い方に長けている反面、球団に対して思うところがあるという。

北村さん「カープは他球団に比べてSNSやYouTubeなどのツールを使いこなせてない印象があります」

確かに、カープは12球団で唯一公式Twitterと公式Facebookのページを持っていない。また公式YouTubeのチャンネル登録者が12球団で最下位という状況だ。

新しいアイデアで球界を驚かせてきたカープ、斬新なSNS戦略に期待したい。

 

 

また栞さんからは、女性目線での球団へアイデア提案が披露された。

栞さん「〈卒論研究の中で〉色んな人に若いファンを増やすにはどうしたら良いかを聞いた中で、球場のビールの売り子さんでイケメンの売り子さんがいれば行きたくなるという意見がありました。」

この意見にMCの中島尚樹さんも賛同。

中島さん「これはすごい、だってビールの売り子さんが若い女性というのは完全におじさんの発想だし。」

確かに女性ファンが増えている昨今の状況を考えるとイケメン売り子はニーズがありそうだ。

 

広島ホームテレビ『カープ道』 2021年8月19日(水)放送より
ひろしまリード編集部

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