「核兵器なき世界へ」国際シンポジウムを広島拠点にライブ配信 ~核兵器禁止条約が照らす新しい世界とは~
広島、長崎の被爆から76 年の今年、核兵器を初めて全面的に禁止する「核兵器禁止条約」(TPNW)が発効しました。
「同じ苦しみを世界の誰にもさせたくない」と核兵器の非人道性を訴えてきた被爆者や市民の願いが結実したもので、核軍縮への期待が高まっています。
核兵器禁止条約が発効されて初めて迎える8月6日を前に、今週末、広島で国際シンポジウムが開催されます。
核兵器廃絶への希望となりうる条約が発効される一方で、大国間の対立が深まり、核軍縮は停滞。
核保有国や日本を含む「核の傘」に依存する国々は条約に背を向けています。
条約を「核兵器なき世界」に近づく手立てにするためには何をすべきか?
日本政府はどう進むべきなのか? 被爆地・広島を拠点に考えます。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会場での参加者は募集せず、インターネットで無料ライブ配信します。
国際平和シンポジウム2021 核兵器廃絶への道 ~「希望の条約」が照らす新しい世界~
日時:2021年7月31日(土)10:00-15:10(途中休憩あり)
発信地:広島国際会議場 地下2階「ヒマワリ」(広島市中区中島町1-5)
*新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインで開催します
◆オープニング:広島市長のあいさつ、長崎市長のメッセージ
◆基調講演:「核兵器禁止条約は世界をどう変えるか」/中満 泉さん
◆パネル討論:中満泉さん、ローズ・ゴットメラーさん、中西寛さん、安田菜津紀さん
◆特別トーク:「戦争体験を未来につなぐ」 宝田明さん、高橋悠太さん、中村涼香さん
*ローズ・ゴットメラーさんはオンライン会議システムを使って米国から参加します。配信内容はやむを得ず変更となる場合もあります。
*同時通訳・手話通訳もあります。
*出演者の略歴はウェブサイトをご覧ください。
視聴方法:応募ページからお申込みください。(7月31日正午まで受け付けます)
※当日のライブ視聴は朝日IDの事前登録が必要となりますが、終了後に配信される動画については、ID登録不要で自由に御覧いただけます。
主 催:広島市、(公財)広島平和文化センター、朝日新聞社
後 援:長崎市、(公財)長崎平和推進協議会、広島県、長崎県、広島ホームテレビ、長崎文化放送