【理工系女子応援WEEK】マツダの人気車・新型「MAZDA CX-5」開発で“難題”に挑むエンジニア
広島ホームテレビ「ピタニュー」では、「理工系女子応援WEEK」と題して、県内で活躍する女性をご紹介しています。
第3回は、 マツダの加藤未樹さんをご紹介します。
「音を静かに!」マツダ人気車の“難題”
加藤さん「新型CX-5では、現行よりも『もっと音を静かにしたい』という要求がありました」
加藤さん「いろいろな要求を満足させて部品にするというのが、ハードルが高かったところです」
マツダ クルマ開発本部アシスタントマネージャーの加藤未樹さんは、新型CX-5の排気系部品の設計を担当していました。
加藤さん「私の担当している部品は、エンジンに近いエキゾーストマニホールドです。あるレベルで(音を)下げてほしいという要求がありました」
しかし、音を下げると別の問題が浮上します。
加藤さん「800℃くらいのガスになる。そこに熱がこもってしまうんです」
そこで加藤さんは、蓋の内側に特殊な素材を取り付けました。
材質や取り付け位置を試行錯誤し、見事音を下げながら熱もこもらない設計で問題を解決!
加藤さん「越えるべきハードルはどんどん高くなっていきます。そこを技術的な力で越えるのが(エンジニアの)いちばんの醍醐味だと思います」
2児の母エンジニア ピンチ乗り越え
加藤さんは大学進学時に工学部を選択しました。
「父親が建設会社で施工管理の仕事をしていて、橋を造るとか、トンネルを掘るということを身近に感じていた」と加藤さん。
「ものづくりで人々の生活を豊かにする」ことを仕事にしたいと思っていたといいます。
加藤さんがマツダに入社して14年。
現在、10歳と7歳の2人の子どもがいます。
時にはピンチも……!
それは、あるプロジェクトを担当していた時のこと。
加藤さん「車は約3万点の部品から成っていますが、その中の私が担当している部品で問題が起きてしまい、量産を止めるかもしれないシーンに遭遇しました」
加藤さんは子どもを保育園に迎えに行った後、自宅からリモートで仕事の続きをしました。
加藤さん「夫がご飯を作ってくれたりとか、サポートがあって乗り越えることができました」
家族や職場の支えもあり、仕事と家庭の両立をしてきた加藤さん。
男性にも育児や介護の問題があり、お互いに助け合う風土があって乗り越えることができたといいます。
そんな加藤さんが今感じていることは……?
加藤さん「周りを見渡してみると、女性のエンジニアが少ない。若い方にもぜひエンジニアを目指してもらいたいと思います」
「ひろしま女子×理工系フェス2026」は10月11日(日)開催
10月11日(日)、広島市中区のJMSアステールプラザにて、女子中高生を対象に広島市主催「ひろしま女子×理工系フェス2026」が開催されます。
広島の企業や大学の理工系分野の仕事や研究の魅力が体験できるイベントです。
詳しくはHPからご確認ください。
【ひろしま女子×理工系フェス2026 HP】https://www.home-tv.co.jp/home/rikofes2026/
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2026年9月23日放送)
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ひろしまリード編集部