【理工系女子応援WEEK】広島大学大学院の26歳が新発見!世界を変えるかもしれない研究とは?
広島ホームテレビ「ピタニュー」では、「理工系女子応援WEEK」と題して、県内で活躍する女性をご紹介しています。
第2回は、広島大学大学院の大学院生・馬越彩乃さんをご紹介。
馬越さんは、世界を変えるかもしれない、とある新発見をした26歳です。
世界を変える?26歳の新発見とは
馬越彩乃さんは、広島大学大学院 先進理工系科学研究科の大学院生。
「すごいものができました」と見せてくれたのは、馬越さんが世界で初めて作ったという液体です。
一見すると透明な液体ですが、これが馬越さんの研究対象です。
馬越さん「これは、Al13というものが溶けている液体です」
「Al13」は、アルミニウムからできた酸化物。
胃酸や硫酸などの身近な酸よりも強い酸だそう。
馬越さんは今、Al13を使った触媒の研究をしています。
触媒とは、化学反応を速めるのに役立つ物質です。
この研究は、ものづくりに必要なエネルギー消費を抑えることにつながる可能性があり、さまざまな環境課題を解決することに役立つかもしれません。
工学部に進んだワケ “原子の世界”に楽しさ
馬越さんが大学の進学先に選んだのは、工学部です。
なぜこの道に進んだのでしょうか?
「小さなころから、ものづくりや環境問題に興味があった」と語る馬越さん。
馬越さん「レゴブロックを組み立てるみたいに原子と原子を組み合わせて構造を設計することに楽しさを感じています」
日々実験の繰り返しで、思うような結果が得られるのは2~3割程度。
落ち込むこともあるそうですが……。
馬越さん「くじけないですね。思い通りにならないところもおもしろいなと思っているので」
同じ研究室の仲間の存在は大きく、女性の割合が多いのもこの研究室の特徴です。
馬越さん「女性らしい相談もできます。例えば27歳で入社して、1年くらいはガッツリ仕事をしたいと思っても、28歳です。そこから子育てを考えると30歳ギリギリになってしまいます」
結婚・出産というキャリアの不安は解決したわけではないけれど、口に出すことでスッキリしたといいます。
馬越さんは、来年4月に化学メーカーへの就職が決まっています。
就職後は社員の一員として貢献したいと語る馬越さん。
「化学」は新しい発見や失敗を楽しみながら実験するもの。気軽に「化学」の世界に飛び込んでほしい、と未来の理工系女子にエールの言葉をくれました。
「ひろしま女子×理工系フェス2026」は10月11日(日)開催
10月11日(日)、広島市中区のJMSアステールプラザにて、女子中高生を対象に広島市主催「ひろしま女子×理工系フェス2026」が開催されます。
広島の企業や大学の理工系分野の仕事や研究の魅力が体験できるイベントです。
詳しくはHPからご確認ください。
【ひろしま女子×理工系フェス2026 HP】https://www.home-tv.co.jp/home/rikofes2026/
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2026年9月22日放送)
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ひろしまリード編集部