【昭和基地と中継も】南極が広島に!「第48回南極条約協議国会議」にあわせ関連イベント開催|地球派宣言

今年5月に、「第48回南極条約協議国会議」が広島で開催されます。

「南極条約協議国会議」は、世界中から南極観測にかかわる国々が集まり、南極の平和的利用、科学調査の協力などが話し合われる場です。

その会議にあわせ、関連イベントが広島市中区袋町のひと・まちプラザで開かれました。

実際に南極の調査に参加していた伊村さんに会場を案内してもらいました。

 

イベントの様子

 

国立極地研究所 副所長 伊村 智さん

 

まずは、南極の生活を紹介するスペース。

野外で調査を行うチームのテントやトイレ、防寒着などが置かれ、参加者たちは実際に触れながら、南極の生活を感じることができました。

 

テント

 

ペール缶トイレ

 

防寒着

 

南極の海の生き物のはく製を展示するコーナーには、ペンギンの姿がありました。

ペンギンやその他の生物の背中にカメラを背負わせ、行動パターンを調査するバイオロギングという調査が南極では盛んに行われているそうです。

 

ペンギンのはく製

 

会場には、南極の氷山を割った氷が持ち込まれ、自由に触れることができました。

数万年前に降った雪が氷になったものと考えられています。

この氷は調査材料として貴重で、中に含まれる空気を分析することで、当時の環境条件を読み解くことができるそうです。

「この研究は、地球環境における今後の変動予測を精密することができ、南極観測の大きな柱となっている」と、伊村さんは話します。

 

南極の氷

 

そして、この日のメインイベントが開かれました。

なんと、南極と中継をつなぎ、昭和基地での生活の様子を紹介してくれたのです。

南極という普段触れる機会のない世界に、参加者たちは目を輝かせていました。

 

南極中継の様子

 

5月に広島で開かれる第48回南極条約協議国会議。

伊村さんは「南極条約は世界でまれにみる、平和的な条約です。国際平和都市を標榜する広島市で、国際的な平和条約のもとで運営されている南極の会議が開かれるのは、大きな意味があるのではないかと思います。南極は地球温暖化に関する情報の塊みたいな場所なので、みなさんに広く知ってもらいたいと思います」と話します。

 

国立極地研究所 副所長 伊村 智さん

 

 

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー
地球派宣言コーナー(2026年4月1日放送)

SDGs

 

LINE はてブ Pocket