【~4/20】そごう広島店で「Mozu ミニチュア展 ようこそ、ちいさな世界へ。」開催中!空想が広がるふしぎな世界を楽しもう

柱に作られた穴を覗くと、小さなこたつが一つ。

テーブルの上には、食べ終わったアイスのパッケージやミカンの皮。

積まれた教科書は「ネイティブ火星語」……!?

 

こびとの角部屋 室内 2023年に制作された「こびとの角部屋」。テーマは「大学生の一人暮らし」。

 

2026年4月21日(火)まで、広島市中区のそごう広島店で開催されている「Mozu ミニチュア展 ようこそ、ちいさな世界へ。」

国内外のメディアで注目を集めるクリエイター・Mozuさんが手掛けたユーモアあふれるミニチュアなど、全35点が展示されています。

 

Mozuさん Mozuさん。半年かけて机と椅子42セットを手作りした「教室」とともに。

 

子どもの頃から絵を描くのが好きで、小学生のときには自作の漫画を冊子にして配っていたというMozuさん。

隣のクラスの同級生からも欲しいと言われるほどの人気ぶりで、両手いっぱいに漫画を持って登校することもあったといいます。

漫画家を目指して東京都立総合芸術高等学校に進学しますが、絵が上手な人の多さに最初は打ちのめされたそう。

そんなとき、ミニチュアで再現した「自分の部屋」の写真を友人がSNSにアップすると、約5万もの「いいね」が集まりました。

 

「自分の部屋」のパネル 会場に展示されている「自分の部屋」のパネル。

 

「もともとプラモデルを作るのが好きだったけれど、地面や建物など、その背景を作ることにだんだん興味が湧いてきたんです。僕は部屋にこもるのが好きだったので、この空間を形にしてみようと思って作ったのが『自分の部屋』。この作品をきっかけにたくさんの人に注目してもらって、ここまで続けてきました」とMozuさん。

 

今では、SNSの総フォロワー数は150万人以上!

広島で作品を見ることができるのは、約3年ぶりとなります。

今回の展覧会は、全国を巡回して約26万人を動員した「Mozuアートワーク ちいさなひみつのせかい」をリニューアルしたもの。

SNSで話題になった代表作や、「こびとシリーズ」の最新作など、見どころが満載です!

 

現実と空想が重なる、こびとたちの世界に飛び込む

今回は、会場の外にも見逃せないスポットが。

チケット売り場の前に、新作の「こびとの玄関」が展示されています。

靴箱の上には水槽が置かれ、その隣にはアルコールスプレーのようなものも。

こびとたちも一生懸命ウイルス対策を心がけているのかも……と想像がふくらみます。

 

「こびとの玄関」 「こびとの玄関」。コンセントと比べると、その小ささは一目瞭然!

 

会場の中に入ると、「こびとの玄関」の巨大オブジェがお出迎え!

赤いスツールやドア周りのグリーンのラインなど、共通点を探してみるのも楽しいですよ。

先ほどまで見ていたミニチュアの中に飛び込んだような感覚に包まれながら、Mozuワールドへの旅に出かけましょう。

 

「こびとの玄関」巨大オブジェ 「こびとの玄関」巨大オブジェ

 

展示スペースの一角には、サバやカニなどの缶が積まれています。

 

図書缶

 

これはミニチュアではないのでは、と近づいて上からのぞいてみると……。

 

図書缶 2022年に制作された「図書缶」。

 

“缶詰”になって本を読むことができる「図書缶」が!

温かいライトとゆるやかなカーブに囲まれた空間で、落ち着いて本の世界に没頭できそう。

本棚にびっしりとならぶカラフルな本もとてもキュートです。

ミニチュア好きだけでなく、本好きの夢も詰まった作品に心が弾みます。

 

「こびとの牛丼屋」 2022年に制作された「こびとの牛丼屋さん」。強化ガラスは一本一本カッターで切り込みを入れて再現。

 

「こびとの牛丼屋さん」は、「一人で行く夜の牛丼屋が好き」というMozuさんの視点がぎゅっと詰まった作品。

一部だけ点滅を続ける看板や、うっかりミスに思わず微笑んでしまう店頭の表示、一つだけ傾いている調味料ボトル。

緻密に作り込まれたラフなシーンが、こびとたちがそこにいるような温度を漂わせます。

「通常営業再開」や「黙食」の表示など、制作時の世相が反映されているところも注目したいポイントです。

 

「こびとの牛丼屋」内部 カウンターの下に目をやると、食べ終えた人の忘れ物が。

 

「こびとのベランダ」 2021年に制作された「こびとのベランダ」。

 

記憶を頼りに小学生の男の子の部屋を再現したという「こびとのベランダ」。

室外機の上の植物は枯れていて、床にはランドセルが無造作に置かれていて……。

思わず「あるある!」とうなずきたくなる光景が広がっています。

 

「こびとのベランダ」内部

 

壁に貼られた習字の文字は「伝説の二度寝」。

「小学生のとき、こういう変なことを書いてみんなを笑わせようとする人っていたじゃないですか。実際に、僕もそういう子どもだったんです」とMozuさん。

「作品を作るときは、僕が一番楽しむことを大事にしています。一つの世界の神様になったつもりで、小さなネタやちょっとしただらしなさを仕込む。まずは僕自身が楽しくてやっているのですが、それを皆さんにも楽しんでいただけるとうれしいです」

 

「こびとのお風呂」外観 2022年に制作された「こびとのお風呂」。

 

最後の展示空間の一角には、タイル張りの洗い場が。

近づいてみると、ちょうどタイル1枚分の空間に「こびとのお風呂」を発見!

 

「こびとのお風呂」

 

今回が初公開となるこちらの作品は、仕事で疲れ切ってお風呂に入っていたときに浮かんできた「このタイルがガコッと外れて、中に小さいお風呂があったら可愛いな」というアイデアから生まれたものだそう。

お風呂のふたは実際に巻くこともできるそうですよ。

 

「こびとのコインランドリー」 2025年に制作された「こびとのコインランドリー」。

 

昨年完成したばかりの「こびとのコインランドリー」は、初めて「動き」が取り入れられた作品。

展示台の下にある赤いボタンを押すと、洗濯物が入った乾燥機がクルクルと回ります。

 

「こびとのコインランドリー」乾燥機

 

「この作品はお客さんに作品に参加してほしいという思いで作りました。子どものころ、ボタンを押すと動く科学館の展示がすごく好きだったんです。お子さんがボタンを何度も押してくれているのを見ると、あぁ、作ってよかったなと思います」

「コインランドリー」の文字の一部がはがれかけ、ヒビが緑色の養生テープで修理されているドアもMozuさんのお気に入りだそうです。

 

「展覧会では、この世界に住んでいる人たちはどんな人なのかと想像しながら見てもらえるとすごくうれしいです。例えば、このコインランドリーを使っている人はどんな人たちなのか。あのお風呂に入っているのは、どんな家族なのか。子どもは何歳ぐらいなのか。『こびとの旅館』という作品では、窓際の空間でトランプをしているんです。それは家族となのか、恋人となのか、それとも友達となのか。そういうところを考えてもらえると、想像が広がってより楽しんでもらえると思います」

 

「こびとの旅館」 2019年に制作された「こびとの旅館」。窓の外の景色が移り変わるのも楽しい。

 

カメラを片手に楽しみたい「トリックラクガキ」やミニチュアを使ったコマ撮りアニメも

トリックラクガキコーナー

 

ミニチュアに加え、「トリックラクガキ」やコマ撮りアニメの制作も行うMozuさん。

「トリックラクガキ」のコーナーには、小学校の算数の教科書に採用された6点の作品が展示されています。

 

「時計」

 

虹や時計、星などのイラストは、どれも色鉛筆のやさしいタッチが印象的。

正面から見ると平面ですが、カメラやスマートフォンを片手にイラストの周りをぐるりと回ると、目の錯覚でイラストがぐっと立ち上がります。

 

「マルとパッチ」ミニチュアセット こびとロボットのマルとコンセント犬のパッチ

 

会場内のモニターでは、こびとロボット・マルとコンセント犬のパッチが登場するコマ撮りアニメを見ることもできます。

今回の展示作品でもある「教室」を舞台に、先生の目を盗んでテストを抜け出そうと試行錯誤するマルを描いた「考え事もほどほどに」や、アジア最大の映画祭「DigiCon6」 JAPANYouth 部門の最優秀賞を受賞した「故障中」など、全5本を上映。

モニターの前で立ち止まり、可愛らしいマルとパッチの仕草に癒やされている人もたくさんいましたよ。

 

フォトスポット

 

展示の出口には、Mozuさんの作業机をモチーフにしたフォトスポットも!

こびとになった気分で、記念撮影を楽しんでみては?

 

あちこちにユーモアや驚きが散りばめられた作品は、大人も子どもも楽しめること間違いなし!

「Mozu ミニチュア展 ようこそ、ちいさな世界へ。」に、ぜひお出かけしてみてくださいね。

 

開催概要

<期間>
2026年3月18日(水)~4月21日(火)

<時間>
10:00~19:00
※最終日は16:00閉場・入場は閉場の30分前まで

<会場>
そごう広島店 9階特設会場(広島市中区基町6-27)

<料金>
■当日券
・大人(高校生・16歳以上) 1,400円
・子ども(小・中学生) 800円
・障がい者手帳をお持ちの方(ご本人のみ) 700円

※未就学児入場無料(保護者同伴が必要)

<チケット>
■アソビュー!
・WEB受付:https://evt.asoview.com/RqrXnj
■ローソンチケット(Lコード:63394)
・WEB受付:https://l-tike.com/mozu_hiroshima/
・店頭販売:ローソン「Loppi」、ミニストップ「Loppi」
■チケットぴあ(Pコード:995-795)
・WEB受付:https://w.pia.jp/t/mozu-miniature/
・店頭販売:ファミリーマート、セブン-イレブン「マルチコピー機」
■セブンチケット(セブンコード:113-408)
・WEB受付:https://7ticket.jp/s/113408
・店頭販売:セブン-イレブン「マルチコピー機」
■イープラス
・WEB受付:https://eplus.jp/mozu-miniature/
■エディオン広島本店(東館9階)

※当日券は会場でも販売されます

<お問合せ>
HOMEイベントセンター TEL:082-221-7116(平日10:00~17:00)
※HOMEイベントセンターでの、チケット予約・販売はありません。

<HP>
イベント公式HP:https://www.home-tv.co.jp/event/mozu-miniature/
Mozu展公式HP:https://mozu-miniature.com/

 

ライター/時盛 郁子

※この記事の情報は記事公開時点のものです。情報は変更になる場合があります。

LINE はてブ Pocket