【広島市森林公園こんちゅう館】まるで宝探し!越冬する昆虫たち|地球派宣言
2026.02.24
広島市東区にある広島市森林公園こんちゅう館。
園内にあるパピヨンドームでは、およそ12種類500匹のチョウを飼育しており、冬でも元気に飛び回る姿を見ることができます。
広島市森林公園こんちゅう館
パピヨンドームの中にいるチョウ
1年を通して18℃以上のパピヨンドームに対して、この日の外の気温は6℃。
この寒さの中、昆虫たちはどのように過ごしているのでしょうか?
広島市森林公園こんちゅう館の藤井さんと探してみました。
広島市森林公園こんちゅう館 藤井さん
ビニールハウスの中でナミアゲハのサナギを発見。
アゲハチョウの仲間はサナギで越冬しますが、種類によっては冬も成虫で過ごすチョウもいるのだそう。
「生活感が違うのも、昆虫の面白いところ」と藤井さんは話します。
ナミアゲハのサナギ
続いて建物の窓に近づいていく藤井さん。
見つけたのはフユシャクというシャクガの仲間です。
このフユシャクは冬にしか出てこない蛾で、競争相手や天敵が少ない冬に成虫の姿で活動するのだそう。
フユシャク
次は山の中を探索。
するといろいろな昆虫が姿を見せてくれました。
ゴミムシダマシ
ヒゲジロハサミムシ
そして、カブトムシの幼虫を発見!
冬の間は幼虫の姿で越冬し、落ち葉からできた腐葉土などを食べて過ごすそうです。
カブトムシの幼虫
最後は公園内の湖を探索。
寒い冬に水の中は厳しい環境にも思えますが、湖が凍るのは表面だけで、水の中は4℃までしか下がらないそうです。
そのため、水の底で越冬する昆虫もいるとのこと。
ここではクロスジギンヤンマのヤゴや、ミズカマキリを発見しました。
クロスジギンヤンマのヤゴ
ミズカマキリ
「冬は昆虫の姿が見つけにくいですが、いろいろなところに隠れています。宝探しみたいな感じで見てもらったらいいのかなと思います」と藤井さんは話します。
広島市森林公園こんちゅう館 藤井さん
広島ホームテレビ『ピタニュー』
地球派宣言コーナー(2026年2月18日放送)