広島県の県民・団体・事業者・行政が連携・協働することで、環境にやさしい地域づくりを進める「ひろしま地球環境フォーラム」。

フォーラム会員企業はどのような取り組みを行っているのでしょうか。

今回坪山リポーターが訪れたのは、家電量販店「エディオン広島本店」です。

12月、冬本番の寒さになってくると、エアコンなどの暖房機器の電気代が高くなるのが気になります。

そんな時こそ、省エネ家電がいいですよね。

エディオン広島本店の松永さんにお話を伺いました。

松永さん「ご家庭で消費電力が最も多い家電は何か、ご存じですか？」

坪山リポーター「それぞれの部屋で使うので、やっぱりエアコンですか？」

松永さん「そうなんです。資源エネルギー庁の調査によると、夏季冬季ともに家庭での電力消費割合の第1位がエアコン、次いで冷蔵庫、照明となっています。つまり、最も電力を消費するエアコンの使い方を見直すことが、節電の最大のカギになります」

坪山リポーター「どんなエアコンを選ぶのがいいんですか？」

松永さん「おすすめしたいのが、自動掃除機能のついたエアコンです」

エアコンの最も効果的な節電術はフィルター掃除。

業界団体の調査では、2週間に1回のフィルター掃除で、電気代が約5～10％節約できるといわれています。

さらにメーカーの調査では、1年間掃除しないと消費電力が約25％も悪化するケースが報告されているのだとか。

坪山リポーター「そんなに違うんですね！手間のかかるフィルターの掃除を自動でしてくれるなんて助かります」

松永さん「ほかには、サーキュレーターもおすすめです。冷暖房時にエアコンと併用することで、室内の空気を効率よく循環させ、節電に貢献してくれます」

坪山リポーター「お部屋の中の温度を同じにしてくれるんですね。こういう省エネ製品はどうやって見つけたらいいですか？」

松永さん「展示商品には、プライスの横に省エネ性能などを比較できる『省エネラベル』を貼っています」

「省エネラベル」にはエネルギー消費効率だけでなく、1年間使用した場合の目安電気料金も記載されているので、購入の際の参考になります。

坪山リポーター「購入するときはしっかりチェックするようにします！」

エディオンでは限られた資源を効率的に活用するため、家電リサイクル法の対象である使用済み家電製品の適正な処理や、小型家電のリサイクル、小型充電式電池の回収なども積極的に行っています。

また広島県では、温室効果ガス排出削減の取り組みの一環として、『ひろしま省エネ家電購入応援キャンペーン』を行っています。

期間中に対象店舗で対象のLED照明器具、エアコン、冷蔵庫を購入し、『うちエコ診断WEBサービス』を受けた方を対象に、購入金額に応じたキャッシュレスポイントなどを交付します。

エディオン広島本店も対象店舗の一つです。

「ひろしま地球環境フォーラム」はこの他にもさまざまな活動やイベントを通して、環境にやさしい地域づくりを進めています。

詳しくは「ひろしま地球環境フォーラム」のホームページ（https://h-ecoforum.jp）をご覧ください。

広島ホームテレビ「ピタニューサタデー」（2025年12月6日放送）

ひろしまリード編集部

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