「広島の歩き方」vol.32後編 宮島の老舗が手掛けるカフェや古民家ギャラリーが登場!紅葉谷公園も満喫しました
宮島にやってきた小嶋沙耶香アナウンサー。
『地球の歩き方 広島』を片手に、宮島にあるお店に立ち寄りながら、「紅葉谷公園」を目指して歩きます。
【KIMURA】
表参道商店街にある「KIMURA」。
2025年5月に老舗の「菓子処きむら」がリニューアルして誕生したカフェです。洋菓子と和紅茶を楽しむことができます。
菓子処きむらが「KIMURA」にリニューアル!
看板メニューの「みやじまオムレット」をはじめ、ソフトフランスにオイル漬けのかきをはさんだ「かきパン」など、宮島らしい軽食もあります。
地元の方々に長く愛されている「みやじまオムレット」
ガーリックの香ばしい匂いが食欲をそそります。かきパン(800円)
菓子処きむらの名物「洋菓子オムレット」に改良を重ねて復刻した「みやじまオムレット」をいただきました。
生地はこれまでのレシピ通りだそうですが、甘さ控えめで軽い口当たりに改良したそうです。
中にはバナナが!生クリームにはバナナのエッセンスが加えられており、バナナクリームになっています
シフォンケーキの生地をベースにしたフワフワのもみじ饅頭を主に販売していたという「菓子処きむら」。
オーナーの木村花音さんは、もみじ饅頭を継承したかったものの、機械の老朽化で断念したのだとか。
お店をリニューアルしたきっかけは、木村さんが運営している芸能事務所の所属キャストの働く場所を提供したいと思ったからだそうです。
「地元で愛されるお店でもありたいが、観光地として宮島は注目を集めているので、アンテナショップのような場所になればいいなと思っています」と木村さんは話します。
KIMURAオーナーの木村花音さん
【ぎゃらりぃ宮郷】
続いて、町家通りにやってきた小嶋アナ。
杓文字問屋だった築200年以上の古民家を改装して誕生した「ぎゃらりぃ宮郷(みやざと)」。
ぎゃらりぃ宮郷
店内に漂うスパイシーな香りの正体は「パキスタンカレー」。
鶏肉・野菜・スパイスをオリーブオイルで煮込み、味付けは塩のみ。水を使わない無水カレーです。
店主が横浜の有名店でパキスタンカレーに魅了されたことがきっかけで提供することになったのだそう。
お客さんいわく「スパイシーだけど、“ほっこり”」した味なのだそう
喫茶や雑貨販売のほか、レンタルギャラリーにもなっている「ぎゃらりぃ宮郷(みやざと)」。
取材をした日も、レンタルギャラリーでアクセサリーが展示されていました。
フランスリボンで作ったアクセサリー。天然石との組み合わせが上品
ステンドグラスを使った照明作品も。
手掛けた作家さんいわく、カフェに展示されていたランプに一目ぼれし、制作した先生のもとで修業を積んだそうです。
ステンドグラスを使った煌びやかな作品
「多くの方に見ていただけた」と話す2人の作家さん
【紅葉谷公園】
宮島のお店などに立ち寄りながら、ついに目的地の紅葉谷公園に到着しました。
取材時は見ごろを迎えた木もありました
赤や黄色のコントラストと太陽の光が幻想的。
やわらかい光と紅葉に癒されます
訪れていた方々の記念撮影を手伝う小嶋アナ
グルメや観光名所など、さまざまな楽しみ方ができる宮島。
季節ごとにまた違う表情を見せてくれるこの島で、あなただけの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年11月25日、26日、27日放送)
ライター:神原知里
※この記事の情報は番組放送時点のものです。情報は変更になる場合があります。
