「広島の歩き方」vol.31中編 安芸太田町加計にある老舗とハワイアン雑貨&カフェのお店をご紹介 | 鯛焼屋よしおを目指して歩きます
小嶋沙耶香アナウンサーが『地球の歩き方 広島』を片手に、広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。
老舗のたい焼き店「鯛焼屋よしお」を目指し、安芸太田町加計のまちを歩きます。
【ヨコタ製菓】
安芸太田町の“勝手に観光大使”こと大倉啓司さんにおすすめを聞き、小嶋アナが向かったのは、「ヨコタ製菓」。
地元で長く愛される「鮎最中」を販売しています。
大倉さんおすすめ!鮎最中を製造販売しているヨコタ製菓
なぜ「鮎」なのか?
その理由は、太田川で昔から鮎がたくさん捕れていたから。
鮎の白身をイメージして、白あんを使っています。
なめらかで柔らかい甘み!と小嶋アナ
ヨコタ製菓は明治43年創業。現在は、90歳の店主ご夫婦が切り盛りされています。
まだまだお元気な店主
ヨコタ製菓の歴史を感じることができる、昭和9年の「加計町商売繁栄双六」を見せてもらいました。
かつて加計は、行商人が島根から広島に帰る途中で宿泊する町として栄え、まるで温泉街のようににぎわっていたそう。
商売繁栄双六。歴史の息づかいを感じる貴重な資料です
鯛焼屋よしおとは、お店が近いこともあり親交があるという店主。
加計で商売をする者同士のあたたかいつながりを感じました。
【週一食堂 / HOLOHOLO STORE】
ヨコタ製菓の斜め向かいにあるハワイアンなカフェへ。
なんとここでも“勝手に観光大使”の大倉さんと出会いました。
小嶋アナの案内を終えてブレイク中だった大倉さん
「HOLOHOLO STORE」はハワイアン雑貨を扱っているカフェ。
毎週木曜日は「週一食堂」として営業しています。
そのため、訪れる曜日によって、食べることができるメニューも違うそうです。
お店を間借りして週一食堂を運営。干し鱈のスープやビビンバなどを提供しています
「そこに洞窟があるんよ!」
思わず本当か疑ってしまうような情報を教えてくれた大倉さん。
しかし、どうやら本当のようで、お店の奥の扉を開けてみます。
扉を開けると、小さな穴がぽっかり
案内役を買って出てくれた大倉さんの後に続いて、穴の中へ入ってみます。
貯蔵庫と水を引いてくるための洞穴。戦時中は防空壕になっていたとんだとか
穴をくぐり抜けるとお店の裏庭に辿り着きます。
まさに秘密基地。こんな場所がカフェの奥にあるとは!
【月ヶ瀬温泉に行くも……】
お店を後にすると、「もっと見てほしい場所があるから!」と先導する大倉さん。
ご飯を食べて充電完了したようです
旧加計駅へ。今は、線路は撤去され、道路になっています
5年前にできたという月ヶ瀬温泉が大倉さんの推しスポット。
早速行ってみましたが……
なんとお休み!
次回はいよいよ目的地の鯛焼屋よしおへ!お楽しみに。
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年11月17日、18日放送)
ライター:神原知里
※この記事の情報は番組放送時点のものです。情報は変更になる場合があります。
