【ひろしま地球環境フォーラム】「アヲハタ」ジャムやフルーツ加工品の製造を行うメーカーの環境保全の取り組み

広島県の県民・団体・事業者・行政が連携・協働することで、環境にやさしい地域づくりを進める「ひろしま地球環境フォーラム」。

 

 

今年は「地球温暖化」をテーマに、省エネやごみ削減について高校生とCM制作を行うなど、さまざまなコラボレーションを実施しています。

今回は、フォーラム会員企業の「アヲハタ」の取り組みをご紹介します!

 

 

 

アヲハタを訪れたのは、高校生ひろしま地球環境フォーラム大使のふたり(左から本倉さん、神谷さん)。

アヲハタではどのような環境保全の取り組みを行っているのか、聞いてみましょう!

 

 

アヲハタの脇川由規さんに詳しくお話をうかがいました。

 

 

 

家庭用びん詰ジャムなど、さまざまなフルーツ加工品を製造しているアヲハタでは、「フルーツには続きがある」と考えており、ジャムの製造工程で発生するフルーツの残さをより価値のあるものへ転換する取り組みにチャレンジしています。

 

 

脇川さん「このウェットティッシュは、ジャムの残さからつくられているんですよ。残さに新たな価値を与え、日用品として生まれ変わらせるアップサイクルの事例です」

 

 

 

アヲハタでは、ウェットティッシュ以外にも、残さを日用品や飼料、エネルギーとして再利用するなど、アップサイクルの取り組みを行っています。

神谷さん「食品の残さにはさまざまな活用法があるんですね!」

脇川さん「残さの削減だけでなく、プラスチックごみの削減にも取り組んでいます。この商品は、『アヲハタ55』のリニューアルに際して新たに発売したスティックタイプです」

 

 

本倉さん「紙の袋に入ってるんですか?」

脇川さん「そうなんです。この使い切りスティックタイプの『アヲハタ55 スティックタイプ』は、お客様の声と、環境負荷低減を形にした商品です」

 

 

本倉さん「環境保全に取り組みつつ、使う人の要望にも応えているんですね!」

 

 

ほかにも、アヲハタは気候変動という大きな環境課題についても取り組みを行っています。

脇川さん「大気中のCO2を回収してイチゴの育成過程にCO2を供給することで、イチゴの生育を促進し収穫量を増やす取り組みを行いました」

 

 

「ひろしま地球環境フォーラム」はこの他にもさまざまな活動やイベントを通して、環境にやさしい地域づくりを進めています。

詳しくは「ひろしま地球環境フォーラム」のホームページ(https://h-ecoforum.jp)をご覧ください。

 

広島ホームテレビ「ピタニューサタデー」(2025年11月15日放送)

 

ひろしまリード編集部

※この記事の情報は記事公開時点のものです。情報は変更になる場合があります。

 

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