「広島の歩き方」vol.27山口市編 『ニューヨーク・タイムズ』でも紹介された国宝 瑠璃光寺五重塔へ | 湯田温泉でカフェ&足湯を満喫

小嶋沙耶香アナウンサーが『地球の歩き方 広島』を片手に、広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。

「山口ふくの国 周遊パス」を使って山口県を周遊している小嶋アナ。

ついに最終目的地の「国宝瑠璃光寺五重塔」がある山口市へ向かいます。

 

 

山口デスティネーションキャンペーン プレキャンペーン 山口ふくの国周遊パス 詳細情報

 

「山口デスティネーションキャンペーン プレキャンペーン」===

「デスティネーションキャンペーン」は、自治体とJRグループが地域一体となって観光を盛り上げる大型観光キャンペーン。

「山口デスティネーションキャンペーン」は2026年10月からですが、2025年はプレキャンペーンとしてひと足先にさまざまなコンテンツが提供されています。

その一つが「山口ふくの国 周遊パス」。

山口県のおススメ観光施設の入場券等がセットで、自由周遊区間であれば、JR線や指定のバス等が乗り放題のおトクなきっぷなんです!(新幹線利用不可)

※詳細は「おいでませ山口へ イベントガイドブック」(https://yamaguchi-tourism.jp/lsc/upfile/pamphlet/0000/0058/58_1_file.pdf)をご確認ください。

===

 

【湯田温泉】

山口市の湯田温泉に到着。

温泉だけではなく、日本を代表する近代詩人・中原中也の記念館など、観光スポットが多く魅力的な場所です。

 

江戸時代から続く「松田屋ホテル」や中原中也記念館など、見どころ満載の湯田温泉

 

「山口デスティネーションキャンペーン」のパンフレットにも掲載されている「狐の足あと」は、足湯につかりながら、まったりと過ごせる施設。

館内には3カ所の足湯スポットがあります。

 

狐の足あと

 

足湯スポットのひとつ、「窓辺の湯」

 

施設の庭にある「四季の湯」で足湯を体験した小嶋アナ。

足をお湯につけ「少し熱めのお湯で、足がグッと引き締まるように感じる」と話します。

 

「四季の湯」の足湯の温度は約42℃

 

施設にはカフェもあり、足湯につかりながらカフェメニューを楽しむこともできます。

 

一番人気は「外郎(ういろう)ミニパフェ」。リラックスをしながらいただくスイーツは格別

 

窓辺の湯でくつろぐ女性。

中原中也記念館に行くために、千葉県から来たそうです。

 

中原中也の作品に感銘を受け、自分でも詩を書くようになったと話す女性

 

狐の足あとには、中原中也になりきれるアイテムも!

 

【国宝 瑠璃光寺五重塔】

足湯で旅の疲れを癒やした後は、最終目的地の国宝 瑠璃光寺五重塔へ。

 

日本三名塔の国宝 瑠璃光寺五重塔

 

昨年から改修工事が行われていますが、年内には工事が完了する予定です。

 

約70年ぶりに檜皮葺屋根(ひわだぶきやね)の全面ふき替えをしました

 

この瑠璃光寺五重塔は、室町時代中期に、現在の山口県を拠点に力を持った守護大名の大内義弘公を弔うために建立されました。

塔の目の前にある池は、1963年ごろに整備されて作られたものなんだとか。

 

池に映る瑠璃光寺五重塔もまた趣がありますが、こちらの池が整備されたのは1963年ごろなのだそう

 

『ニューヨーク・タイムズ』が発表した「2024年に行くべき52カ所」で、山口市が3番目に選出されました。

このことをきっかけに、瑠璃光寺五重塔にも外国から観光客が来るようになったそうです。

 

季節ごとにそれぞれ違った美しい姿を見ることができます

 

取材をした日は、新緑に映える瑠璃光寺五重塔を見ることができましたが、秋には美しい紅葉を見ることができます。

「山口ふくの国 周遊パス」を使って、山口県の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年10月7日、8日放送)

ライター:神原知里

※この記事の情報は番組放送時点のものです。情報は変更になる場合があります。

LINE はてブ Pocket