【10/18】尾道市で「第20回 尾道灯りまつり」開催。北前船を迎えた常夜灯のあかりをぼんぼりで再現
2025年10月18日(土)、広島県尾道市の尾道市街地周辺で尾道市合併20周年記念「第20回 尾道灯りまつり」が開催されます。
平安時代末期に開港した尾道は、港町として発展したまちです。
「坂と寺のまち」と呼ばれる尾道には、かつて港町の繁栄で財を成した豪商たちの寄進により数多くの寺院が建立され、最盛期には81か寺を数えるまでになりました。
海岸沿いには常夜灯(燈明)があり、それぞれのお寺へと続きました。
尾道に寄港する帆船の北前船は、この灯りをめざして入港したのです。
「尾道灯りまつり」は、その尾道繁栄の礎を現代に再現するイベントです。
やわらかな灯りのぬくもりをぜひご体感ください。

灯りまつり開催地
◆お寺
済法寺、持光寺、海福寺、光明寺、宝土寺、千光寺、天寧寺、妙宣寺、正授院、大山寺、西國寺、西郷寺、浄土寺、海龍寺
◆その他
しまなみ交流館前広場、尾道駅前東御所緑地、みんなの広場はっち、れんが坂、向島兼吉地区、尾道市立美術館、ハッピークボ、尾道本通り商店街、爽籟軒庭園、尾道中央ビジター桟橋、市立中央図書館、千光寺山ロープウェイ山頂駅
時間延長について
・千光寺山ロープウェイ 17:15~21:15(17:15までは平常運転)
・尾道市立美術館 17:00~20:00(17:00までは通常開館)
※灯りまつりが順延の場合も10月18日に夜間開館し、順延日は通常開館(~17:00)します。
・爽籟軒庭園 18:00~20:30(17:00までは通常開園)
オープニングイベント(尾道駅前東御所緑地)
17:40~ コンサート(尾道市立大学ラテン部)
17:55~ 点灯式
開催場所ごとのイベント
◆尾道駅前東御所緑地
18:00~ おのみち海辺のコンサート(クラリネット奏者 Aiko、トロンボーン奏者 藤井 航平)
◆海龍寺
19:00~21:00 軽音楽バンド演奏会(ポーカーズ)
◆妙宣寺
15:00~20:30 妙宣寺秋祭り
園山春二(国際交流ぼんぼり「アンコールワット」)
楠 瓊州茶話会(ゲスト 尾道市文化振興課 宇根元了学芸員)
18:30~20:00 しほのぶによる昭和ポップス(しほのぶ)
◆済法寺
16:00~18:00 日比崎小学校茶道部の児童による呈茶席(日比崎小学校 茶道クラブ)
※茶券代500円 当日券有(速水流)
18:30~19:00 歌とフルートの調べ ~親子で歌う絆のハーモニー~(しまなみSINGERS)
曲目 涙そうそう、青い空は 他
◆正授院
17:00~20:00 音楽イベント「尾道灯りまつりと繋がる調べ」(和泉屋スイーツバンド、PTA)
正授院本堂にて
※入場無料/飲食不可
◆西國寺
18:00~ 音楽部による演奏(栗原中学校 音楽部)
◆宝土寺
18:00~ 琴とリコーダーの演奏(三成小学校4年生)
◆西郷寺
18:00~ 吹奏楽部による演奏(尾道みなと中学校)
◆千光寺
18:30~(約20分間) 高須小学校合唱部によるコンサート(高須小学校 合唱部)
◆光明寺
18:30~20:30 光明寄席(落語会)(落語家四代桂小文枝 ※きん枝改メ ほか)
※料金は2,000円
◆向島兼吉地区
19:00~ 混声合唱団コンサート(ごましおクッキーズ)
※灯りまつりが順延の場合は、翌19日(日)にイベントが開催されますが、会場によっては一部内容変更・中止になる場合があります。
寺宝展
◆西郷寺
【日時】10月18日(土)18:00~21:00
【料金】無料
【内容】「阿吽双雲龍図」福井安紀作
◆妙宣寺
【日時】10月18日(土)15:00~20:30
【料金】無料
【内容】加藤清正公像特別公開
◆持光寺
【日時】10月18日(土)17:00~20:30
【料金】無料
【内容】五劫思惟阿弥陀如来(県重要文化財)
釈迦三尊座像(市重要文化財)
阿弥陀三尊来迎図(市重要文化財)
※ご自由に本堂にお参りください。
◆光明寺
【日時】11月1日(土)~11月3日(月・祝)9:00~16:00
【料金】400円
【内容】木造千手観音立像【国重文】
金銅聖観音立像【国重美】
金銅阿弥陀三尊立像【県重文】
※仏像は写真撮影禁止。
◆済法寺
【日時】10月18日(土)13:00~15:00
【料金】無料
【内容】物外和尚ゆかりの品
第20回 尾道灯りまつり 概要
<開催日時>
2025年10月18日(土)18:00~20:30
※荒天時は翌19日(日)に順延
<場所>
尾道市街地周辺
<アクセス>
JR尾道駅から徒歩圏内
<お問合せ>
尾道灯りまつり実行委員会事務局(尾道市役所観光課内)
TEL:0848-38-9184
<公式サイト>
https://www.onomichi-matsuri.jp/akari-matsuri
ひろしまリード編集部
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