【カープ道】全勝or全敗!?オリックス・バファローズ戦のみどころは…?
カープ道・交流戦特別企画 第3弾! 交流戦もいよいよ最終局面、カープが対峙するのは猛牛軍団・オリックス・バファローズ。
そこでバファローズを見続けて30年以上というレアな芸人・タモンズ安部さんをお招きし、カープvsバファローズのみどころを探った。
11日から始まるカープとバファローズの対戦、まず安部さんが注目しているのは初戦だという。
というのも、こちらはカープから見たバファローズとの過去5年の対戦成績。
2015 カープの3勝0敗
2016 カープの3勝0敗
2017 カープの3勝0敗
2018 カープの0勝3敗
2019 カープの0勝3敗 (※2020年は交流戦中止)
ご覧の通り、過去5年間はどちらが一方的に勝つか負けるかという戦いが続いているのだ。
あくまでデータ上の話だが、初戦を取ったチームが一気に3連勝となりうる。
どのチームとの対戦でもカード頭(初戦)が大事になるのだが、カープとバファローズの戦いではもう一つ違う意味合いが出てくるのだ。
そして安部さんがカープのキーマンとして最も警戒し、顔も見たくないというのは、鈴木誠也選手。
今や日本の主軸へと成長を遂げた鈴木誠也選手だが、その名前を一躍全国区に押し上げたのは2016年のオリックスとの交流戦だった。
2016年の対戦時、2試合連続ホームランを放ち、その活躍を「神ってる」と評され、流行語大賞にまでなった。
その後の躍進はご存じの通り。
この試合の印象が強過ぎるため安部さんは、「オリックスファンは鈴木誠也選手の顔も見たくない」と大きなトラウマを抱えているという。
ちなみに交流戦通算成績はカープの24勝34敗1分と、カープが負け越しているのだが、
「鈴木誠也選手にやられた2016年のトラウマが大きすぎて、こんなにカープに勝ち越している印象がない」と、ともすれば苦手意識さえあるという。
今年の戦いも鈴木誠也選手のバットに注目だ。
©広島ホームテレビ
最後に安部さんはカープが警戒すべきオリックスのイチオシ選手を教えてくれた。
吉田正尚選手のような強烈なスラッガーや、山本由伸投手のような日本を代表する投手など豊富なタレントを揃えるオリックスだが、若手にも将来有望な才能が溢れているという。
「ピッチャーでは宮城大弥投手、高卒2年目、まだ19歳なんですけど開幕から5連勝している。
ストレートがめちゃくちゃ速いとか、とんでもない変化球を持っているわけではないんですけど、攻めの投球でバンバン打ち取っていく。」
一方の野手では-
「佐野皓大選手、めちゃくちゃ足が速い。元々、投手で入団してきたが野手に転向した。本当になんでピッチャーやってたの?と疑いたくなるような速さ。」
タレント揃いで若手の成長著しいバファローズとの対戦は11日から。
カープは敵地・大阪でどんな戦いを見せてくれるだろうか!?
広島ホームテレビ『カープ道』2021年6月9日(水)放送より
ひろしまリード編集部