【ひろしま覆麺調査団】元広島カープの安部友裕さんを迎え、広島ではめずらしい冷麺メインのお店を調査!
目隠し(通称:覆麺)をして感覚を研ぎ澄まし、至高の一杯を調査する「ひろしま覆麺調査団」。
元広島東洋カープの安部友裕さんをゲストに迎え、広島の名店を調査します。
ひろしま覆麺調査団===
【麺バー】
・てつじ(シャンプーハット)
・池田裕楽(STU48)
【見届け人】
・まつはましん
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【覆麺調査団あるある?なあの質問】
広島市中区西平塚町にやってきた覆麺調査団と安部さん。


調査するお店に到着。
お店のドアの形状から居抜き物件ではないかと予想するてつじ。

「お邪魔します」(覆麺調査団)
「こんにちは~!」(女将と大将)
複数でなおかつ、女性の声が聞こえたことから、夫婦で営むお店と推察する麺バーたち。
カウンターが長いことも気になっているよう。

調査する一杯を作っていただく前に……
「1~5の間で好きな数字を言ってください」
覆麺調査団のロケで、たまにあるこの質問。今までの傾向では、辛さを表す数字でしたが、今回は果たして……?
「僕は5」(安部さん)
「3で!」(池ちゃん)
「8いったろうかな!」(てつじ)

ここで、まつはましんから気になるオーダーが。
「それでは、今の数字に“×10”をして作っていただこうと思います」

調理開始!
「このお店はラーメン一本?」(てつじ)
「……」(女将)
この質問に返答できない理由がありそうです。
一方、すぐに麺を茹で始めた大将。
「大将は、本当はおもしろいこと言いたいけど寡黙を作っている?」(安部さん)
「(自分は)仏か神かと言われてます」(大将)

そんなおしゃべりをしている間に、もう麺が茹で上がります。

水で麺をしめ、氷を入れる音が聞こえたことから「広島風つけ麺!」と予想するてつじ。

「お店の年数は?」(てつじ)
「35年です」(女将)

【いざ、実食!】

「器が一つなのでつけ麺ではないですね」(てつじ)
「(器が)冷たい」(池ちゃん)
「“50”を選ぶお客さんはいますか?」(安部さん)
「いいえ」(女将)
「なぬ!」(安部さん)

スープを一口飲み、
「辛いけどうまい」と絶賛する3人。
「辛さは弱い方だけど、そこまでガーンときていない」と安部さん。数字は辛さではないのでしょうか?
「酸味の後にうまい辛味がきてめっちゃおいしい」(てつじ)


「この太さは絶対チャーシューじゃない……」とてつじ。
かじると、シャキシャキと音が。
「これ、リンゴですね!?」(てつじ)
「当たり~」(女将)


【大将、女将と“ご対麺”】
大将と女将と“ご対麺”。

覆麺調査団が訪れたのは「めん屋いわて」。
調査した一杯は「本格冷麺」。
冷麺というと焼肉の〆というイメージがあるかもしれませんが、焼肉の提供はしておらず、冷麺が主力メニューという広島ではめずらしいお店です。

麺はじゃがいもデンプンを使用したこの店オリジナルのもの。そば粉を使っていないため、そばアレルギーの方でも食べることができます。
スープは牛骨、辛みは何種類かブレンドした唐辛子を使用。
最初に質問があった1~5の数字は辛さの段階を示しており、めん屋いわてでは、1~50で辛さを選ぶことができます。
このお店では唐辛子にうま味を付け加えているため、50を選んだとしても激辛になることはなく、うま味が増すようになっているそう。

てつじが発見したリンゴは、最後に食べるのが大将のおすすめ。
辛くなった口をリンゴで中和してもらうのが目的なんだそう。

覆面をしているが故、池ちゃんが草と表現してしまった「ブーケレタス」は熊本県で水耕栽培されたもの。


【覆麺クイズ】
ここで“覆麺クイズ”。
「大将は冷麺づくりには『〇〇のカロリーが大切』と言っています。〇〇とは何?」

「満足のカロリー」(安部さん)
「葉っぱのカロリー」(池ちゃん)

「大将のカロリー」(てつじ)
正解は……
「ガス」
麺は火加減が一番重要。ガスのカロリーの具合で麺の仕上がりが全然違うんだとか。

作ることも愛、食べることも愛、と麺づくりにおいて“愛”を大切にしていると話す大将。
気さくな大将と女将の“愛”が詰まった冷麺、味わってみてはいかがでしょうか。

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年9月11日、18日放送)
ライター:神原知里