「広島の歩き方」vol.24中編 府中駅周辺のおしゃれカフェをご紹介 | 府中市三郎丸町にある「三郎の滝」を目指して歩きます
小嶋沙耶香アナウンサーが『地球の歩き方 広島』を片手に、広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。
目的地の「三郎の滝」を目指す道中に発見した、おしゃれでくつろげるカフェをご紹介します。
【Vulca CAFE】
前回おじゃました「いちがいな魚屋 西山水産」で、「近くに『スピングル』の靴が並ぶカフェがある」と教えてもらいました。早速向かいます。

ガレージのような外観の「Vulca CAFE」。
府中市のシューズメーカー、「ニチマングループ」が運営するギャラリーショップに併設しているカフェです。


おすすめは、オリジナルのブレンドコーヒーと「甘酒ぷりん」。


甘酒ぷりんは、プリンにある卵の香りに、甘酒の風味がしっかりと加わった一品。
ブレンドコーヒーは、福山市にある「レ・ユニオンコーヒー」とのコラボレーション商品。
炭火焙煎のユニオンコーヒーとお店の特徴を押さえながら一緒に作ったコーヒーです。

【スピングルのギャラリーショップ】
カフェの隣にあるギャラリーへ。


つま先のソールがそり上がっているのが特徴のスピングルのスニーカー。
職人が1足ずつ手掛けています。
釜に靴を入れ、熱と圧力をかけてゴム底と靴本体を接着する「バルカナイズ製法」を採用。
もともとゴムメーカーとして創業したニチマン。ゴムに関するノウハウを活かして、靴づくりをしています。


歩くコーナーとして、靴は外せないアイテム。
おすすめの一足を、ぜひ試着させていただきたい!

店員さんのおすすめは、1番人気のカンガルーレザーの靴。
サッカーのスパイクにも使われており、柔らかくて足になじみやすいので、まさに「広島の歩き方」にピッタリ!

「この靴、プレゼントしますよ」
なんと、ご厚意でおすすめ靴をいただけることに。

せめてものお返しにと、コーナーのバッチをお送りさせていただきました。
【GENE.LIC COFFEE ROASTERY】

商店街の角にレトロな建物を発見。
建物には「平地呉服店」と描かれていますが、入り口の幕には「カレー屋」とあります。


この建物は1933年に建てられ、かつては呉服店だったそう。
現在は「GENE.LIC COFFEE ROASTERY」というカレーとコーヒーのお店になっています。

自家焙煎コーヒーが自慢。予約をすれば有料で焙煎が可能なんだとか。
おすすめのコードメニューは「檸檬珈琲」です。

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年9月1日~3日放送)
ライター:神原知里