マスク着用でメイクも変わる!マスク・ビューティーさん達がやってる6つのこと。崩れにくいマスクメイク術&肌荒れ防止策。

マスク着用でメイクも変わる!マスク・ビューティーさん達がやってる6つのこと。崩れにくいマスクメイク術&肌荒れ防止策。

「在宅ワーク中は、ほぼノーメイクで過ごした」「マスクが汚れるから眉だけ描いている」と言った声を周囲でよく聞きます。
マスク着用が日常となった今、マスクメイクのポイントを、TintColor代表・田丸曜子さんに聞いてみました。

 

マスクメイクのポイントは?

見えている部分、つまり目元と眉がポイントです。

八木美佐子 アイメイクは薄めに。暖色をセレクト。(八木美佐子アナ) (C)HOME

[アイメイク]
メイクは顔全体のバランスで美しく見えています。
マスクをすると、チークやリップなど、血色を感じられる部分が隠れてしまうため、いつものメイクでは、顔色が悪く見えたり、キツい印象を与えてしまいます。
そこで、アイメイクには「暖色のアイシャドウ」を選びましょう。血色を目元に持って行くことで、表情を明るく見せることができます。
また、マスクをしているとアイメイクが崩れやすくなりますので、薄めの方が良いでしょう。

[眉]
まずはしっかり整えること。
毛がボサボサで、眉尻が太くなっていると、顔がぼんやりボヤけてしまいます。
ムダ毛をカットし丁寧に形を整えましょう。
そうすることで清潔感もアップ、目元がすっきり明るく見えますよ。

次に描き方。
アイメイクをしっかりしている時は、眉は薄くてもバランスが取れるのですが、マスクメイクではアイメイクを薄くしているので、細めのアイブロウペンシルで、眉上下のラインをいつもよりほんの少ししっかりと描いてバランスをとってください。
眉尻が消えやすい場合は、リキッドのアイブロウを使うのがおすすめです。

 

マスクによる化粧崩れ。防止のポイントは?

食事の時などはマスクを外すことも。いざという時にあわてないよう、マスクの下もしっかりと整えておきましょう。

[ファンデーション]
しっかりと保湿した肌にファンデーションを密着させます。肌質にもよりますが、基本は厚塗りしないことが大事。
クリームファンデーションよりリキッドファンデーションを。また汗と湿気によるテカリ防止で、艶の出るタイプよりも、少しマットな質感のファンデーションを選びましょう。
余分な油分はティッシュで押さえ、最後は薄くパウダーで仕上げます。こうすることで、マスクへの付着も防ぐことができます。
いま続々と登場している、化粧崩れ防止ミストをシュッとひと拭きするのも効果的です。

[リップ]
リップは落ちにくいものを。油分があるとマスクに付きやすくなるので、艶タイプよりマットタイプを選びましょう。

 

肌トラブル防止のポイントは?

長時間のマスク着用で、「ニキビが増えた」「肌が乾燥する」…そんな肌トラブルの声も続出。マスクの下は蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。1日の終わりに「ていねいな洗顔」と「たっぷり保湿」を心がけましょう。

[クレンジング]
ミルクタイプやジェルタイプで優しくクレンジングすることをおすすめします。
オイルクレンジングは必ず「乳化」を忘れずに。乳化とは油と水を混ぜ合わせること。乳化できていなければ、肌に油分が残り、酸化してますます肌荒れの原因になるので要注意です。
さらに大切な事は、落とした汚れをしっかりと洗い流すこと。
体温よりも低いぬるま湯で、最低30回は洗い流すよう心がけましょう。
間違っても、シャワーを直接顔に当てないように!刺激はお肌にダメージを与えます。

[保湿]
マスクの下は保湿ができていると思いがちですが、実は間違い。マスクを外した途端、一気に水分が蒸発し、お肌はむしろ乾燥状態に。
洗顔が終わったあとの肌に、たっぷりの化粧水で潤いを。コットンパックやハンドプレスで、少量を何度か繰り返し重ねて、優しく押さえて浸透させましょう。

 

最後に

これから少しずつ、外出の機会も増えて来ることと思います。
陽射しが強い季節ですので、マスクから出ている顔の側面、首筋、デコルテの日焼け対策をお忘れなく。
マスク着用の日常でも、メイクを楽しみながら、心も身体も軽やかに過ごしましょう。

八木美佐子 (C)HOME

 

取材協力:
TintColor(ティントカラー)
「眉&スキンケレッスン」など随時開催

記事:
ひろしまリード編集部

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