【アベレン】実は大のカープファン!俳優 橋本じゅんさんと福山城を大満喫

『ピタニュー』の曜日パートナーを務め、カープ3連覇を支えた安部友裕さん・中田廉さんの先輩後輩コンビによるドライブ旅コーナー「アベレン」。

 

 

ゲストに俳優の橋本じゅんさんをお迎えして福山市を旅するシリーズ第2回です。

じゅんさんは、大河ドラマや朝ドラなど数多くのドラマ作品に出演、舞台では劇団☆新感線の看板俳優として大活躍する俳優。

じゅんさんには、実は大のカープファンという一面も!

 

 

そんなじゅんさんと旅するのは、「福山城」。

福山城は初めてというじゅんさん、アベレンとレッツ出発!

 

 

福山城は全国でも珍しい、新幹線のホームから見えるお城。

 

 

駅北側の駐車場からもさっそく天守が見えています。

 

 

まずは国重要文化財に指定されている「伏見櫓」へ。

ここからは福山城博物館学芸員の皿海さんに案内してもらいます!

 

 

伏見櫓は、もともと京都の伏見城にあったものが福山城に移されたという歴史があります。

福山城の天守は空襲により一度焼失してしまいましたが、この伏見櫓は空襲を免れ、約400年この形で残っている貴重な建物なんです。

それを踏まえて、皿海さんから「福山城ウエルカムクエスチョン」!

 

 

伏見櫓は明治時代に少し変わった使われ方をしていました。どんな使われ方をしていたのでしょうか?

じゅんさんからは「蚕や織物」と、産業に使われていたのでは、という回答。

アベさんからは「舞台」、レンさんからは「マージャン部屋?」という答えも飛び出しました。

実は娯楽施設として使われていたので、結構いい線です!

このヒントで、じゅんさんからダーツ、ビリヤードなどなど、思いつく娯楽・遊びが次々と飛び出し……

 

 

正解はずばり「ビリヤード場」!

明治時代、福山城は廃城となって個人所有となりました。

その際にビリヤード場として利用されていたというわけです。

 

 

伏見櫓をあとにして、続いてはいよいよ福山城天守へ。

天守は南側から見るとこのように真っ白なお城ですが、福山城には他のお城では見ることができない機構・防備があるとのこと。

それが見られるのはちょうど反対側(北側)です。

皿海さんの案内で、天守を見ないようにして北側へ回り込み……

 

 

 

 

見えたのがこちら!

福山城天守北側壁面は、敵からの攻撃に耐えられるよう、1~4階まで総鉄板張りになっているんです。

築城400年の節目の2022年に行われた令和の大普請によって再現されました。

福山城の周辺の地形を見ると、北側には山が連なっています。

これにより北側にお堀をつくることができなかったため、北の防備を固めるために鉄板を張って城を守ったというわけです。

全国でも天守に鉄板を張った城は他になく、福山城でしか見ることができない機構です。

 

 

福山城の特徴を知ったところで、皿海さんからじゅんさんに渡されたのは、福山城の初代藩主・水野勝成の甲冑(複製)!

 

 

「アベレンよ集結じゃ!」

甲冑をまとったじゅんさんの迫力の演技に……

 

 

 

「ヤァ!」という間抜けな両サイド(笑)

それでは天守へレッツ出発!

 

 

まずは天守の2階へ向かいます。

こちらにあるのは、戦国武将になりきることができる体験型コンテンツ「一番槍レース」。

 

 

まずは1番手レンさんが一番槍をめざします!

 

 

 

見事1位!ですが……

 

 

徳川家康から怒られてしまいました。

城主の水野勝成は家康のいとこで、水野家の当主でした。

家康からは「やたら突っ込むな!」とくぎを刺されていたそう。

そのあたりの史実も踏まえたコンテンツになっているのがおもしろいですね!

 

 

2番手はアベさん。

 

 

やはり怒られます(笑)

 

 

 

そして最後のじゅんさんももちろん……怒られます(笑)

 

 

 

乗馬経験のあるじゅんさんからは、「(本物の)馬は両方テンションかけて……」と気になる点もあったようですが、楽しいコンテンツでした!

そして一行は、天守の最上階へ。

 

 

窓のない最上階は風が気持ちよく、景色も最高!

そして、天守からももちろん見える福山駅。

福山駅は福山城の敷地だった場所につくられています。

実は現在天満屋があるあたりまで福山城の敷地だったそう。現在よりも広かったんですね。

約400年も前から残る建物を見て昔に思いを馳せ、天守では心地よい風を感じ、ロマンを満喫した福山城の旅でした!

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年8月19日放送)

「アベレン」

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

ひろしまリード編集部

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