言いたい放題!? 熱烈鯉党が開幕前に今季カープを語り尽くす 【カープ道】

いよいよ待ちに待ったペナントレースがスタート。広島ホームテレビ『カープ道』では、開幕前に熱烈鯉党を招集し、期待しかない今シーズンのカープを語り尽くす。ゲストは、フリーアナウンサーの佐久間むつみさん、ボールボーイ佐竹さん、ゴッホ向井さん、榮真樹アナ。取材で選手たちと深く関わる面々が、妄想話にも花を咲かす。

※データはすべて3月12日収録日現在

 

 

まず、佐竹さんは「上本崇司選手は、今年の初詣で初めて大吉のおみくじを引いた」と。ゴッホさんは「石原慶幸バッテリコーチは、今年のオフにゴルフでホールインワンを決めた」と、挨拶がわりにとっておきの縁起の良い情報を披露した。

 

 

 

今年は4年ぶりの地元開幕で阪神を迎えるカープ。開幕投手の森下暢仁投手について、ゴッホさんは「良いスタートを切れる。昨シーズン、森下投手は阪神と3試合対戦があり、防御率1.13。完全な状態で投げられたら、完投勝利があるのでは。それくらい期待している」。佐竹さんは「森下投手も、阪神の村上頌樹投手も初の開幕投手。ホームで試合ができる方が有利ではないか」と期待を高めるが、佐久間さんは「村上投手は、去年9月27日のカープ戦、初リリーフでマツダスタジアムに登板したが、末包昇大選手にサヨナラタイムリーを打たれて負け、大号泣。その悔しい気持ちを持ってやってくる」と、雲行きを怪しくする。

 

 

気を取り直して、今年のカープの変化について佐久間さんは「投手・守備+打。去年9月まで成績が良かったのはベンチからのサインプレー。ベンチが責任を負うとわかれば選手が思いっきりプレーできる。そこに今年は打撃力が加われば無敵」と話す。佐竹さんと榮アナは「HR数」をあげる。昨季のチームHR数が52本でリーグ最下位。新外国人のE.モンテロ選手、S.ファビアン選手や、本来ポテンシャルとしては2桁打てるバッターだという小園海斗選手、キャンプ・オープン戦と好調の二俣翔一選手に期待を寄せる。ゴッホさんは、新外国人選手や、パリーグから加入の山足達也投手、鈴木健也投手などの新戦力の名前をあげ、即戦力ルーキー・ドラフト2位の佐藤柳之介投手は開幕ローテーションに入るのではないかと期待を持つ。

 

 

 

 

続いては、開幕のスタメンを予想。榮アナは、右手中指骨折で離脱の坂倉将吾選手に代わり5番に器用な二俣選手を。佐竹さんは、村上投手に相性が良い末包選手を6番、“ユニフォームの着方が巨人時代の落合博満氏のようだ”と強打者ぶりを力説するE.モンテロ選手を4番に予想した。

<【開幕日のスタメン】は、1)二俣翔一 2)矢野雅哉 3)小園海斗 4)E.モンテロ 5)秋山翔吾 6)S.ファビアン 7)菊池涼介 8)森下暢仁 9)會澤翼。 残念ながらスタメンすべての予想的中とはならなかった>

 

 

熾烈な先発ローテーション争いを繰り広げる投手陣について、榮アナは「森下投手、大瀬良大地投手、床田寛樹投手の3本柱は間違いない。残りの3枠では、玉村昇悟投手が一つ抜けている。個人的には、森翔平投手がガチっとハマれば、常廣羽也斗投手を後ろにまわして、ショートイニングで爆発的にいいピッチングをするのではないかと思っている」と、常廣投手の投球スタイルを考えての持論を披露。それに対して、佐竹さんは「常廣投手は、新人王を獲ってほしいくらい、間違いなくローテに入ってくると思っていたが、榮アナの真っ向から違う意見に、なるほどと思った」と感心する。

 

 

今季のカープは、「優勝しかない。その先に41年ぶりの日本一、2025年、背番号25の新井貴浩監督を漢にしよう!これは、キャンプの打ち上げで選手会長の堂林翔太選手が言ったこと」とゴッホさんは話す。榮アナは「去年の失速を早く払拭したい。“悔しさが優勝の伏線だった”というストーリーを完成させてほしい」。佐久間さんは「優勝するために、打線の安定を楽しみにしている。日替わりもワクワクするが安定した試合を期待する」。佐竹さんは「広島銀行の『〈ひろぎん〉カープを応援しよう!定期預金』は、優勝すれば金利1%上乗せ。優勝すれば経済も潤う」と、さまざまな期待の気持ちを口にした。

 

 

 

広島ホームテレビ『カープ道』(火曜深夜) 2025年3月26日放送

ライター 湯谷葉子

 

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