【8/1】三原市の「三原市歴史民俗資料館」が移転オープン!常設展には三原ゆかりの戦国武将・小早川隆景の資料や三原だるまなど
広島県三原市の「三原市歴史民俗資料館」が円一町から館町へ移転し、2025年8月1日(金)にオープンしました。
移転にともなって展示がリニューアルされ、「三原の文化と祭り」「原始・古代の三原 城づくり」「小早川家資料」の3つのテーマ構成で、三原の歴史や文化がくわしく紹介されます。
三原の人にはもっと三原を知るきっかけに、市外の人には三原に関心をもつきっかけとなる展示です。
エントランス


小早川隆景人生すごろく、江戸時代の古絵図パズル、石垣ブロックなど、楽しく歴史に親しむための体験コーナーが設けられています。
また、休憩コーナーとしてもご利用いただけます。
展示室1「三原の文化と祭り」

三原の文化と祭り、名誉市民を紹介する展示室では、村田兆治さんのサインボールや新藤兼人監督の台本(レプリカ)、彫金家・清水南山さんの作品や、幸崎能地の「家船(えぶね)」の模型などが展示されます。
神明市のシンボル「だるま」や、「三原やっさ踊り」の展示も見どころです。
展示室2「原始・古代の三原」「城づくり」


「原始・古代の三原」では、瀬戸内海から発見された旧石器時代(40,000年前~15,000年前)のナウマンゾウの化石、縄文時代から平安時代の市内の遺跡から出土した石器や土器が展示されます。
「城づくり」では、三原城の築城過程、三原物(刀)など、城づくりと城下町・三原について紹介されます。
展示室3「小早川家資料」

小早川隆景の養子・秀秋没後に断絶した小早川家は、明治時代に毛利本家の強い思いにより再興しました。
展示されるのは、現在の小早川家当主から「三原の発展のために活用してほしい」と引継がれた貴重な資料群です。
資料とあわせて、小早川隆景の活躍が相関図や年表でわかりやすく紹介されます。
また、展示室には記念撮影可能なコーナーも設けられています。
※小早川家資料は定期的な展示の入れ替えが予定されています。令和7年度の展示計画はこちら(https://www.city.mihara.hiroshima.jp/uploaded/attachment/156165.pdf)をご覧ください。
ホール

三原の文化財や見どころなどが70枚の大型パネルで紹介されます。
そのほか、講演会などさまざまなイベントが開催予定です。
三原市歴史民俗資料館 概要

<移転オープン>
2025年8月1日(金)
<場所>
広島県三原市館町2-5-2
<開館時間>
10:00~16:00
<休館日>
月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日休館)
12月28日~翌年の1月4日
<入館料>
無料
<アクセス>
■公共交通機関利用の場合
JR三原駅より徒歩約7分
■車利用の場合
山陽自動車道三原・久井ICより約20分
<駐車場>
約40台(無料・共用)
<お問合せ>
三原市 教育委員会教育部 文化課 文化財係 TEL:0848-64-9234
<詳細>
https://www.city.mihara.hiroshima.jp/soshiki/50/185775.html
ひろしまリード編集部
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