【ひろしま覆麺調査団】24年続く広島駅近くの名店が登場 | 多くのアスリートにも愛される至極の一杯を調査
目隠し(通称:覆麺)をして感覚を研ぎ澄まし、至高の一杯を調査する「ひろしま覆麺調査団」。
前回に引き続き、『ピタニュー』の月曜パートナーの塚本恋乃葉さんと共に、24年続く行列店を調査しました。
ひろしま覆麺調査団===
【麺バー】
・てつじ(シャンプーハット)
・池田裕楽(STU48)
【見届け人】
・まつはましん
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【これまでにないタイプのお店?】
今回のロケは、広島駅南口からスタート。

お店の前に到着。
しかし、お店の扉がないことに気づき、困惑する麺バーたち。
「引き戸も何もない」(てつじ)
「屋台?」(塚本さん)

席はカウンターの6席のみ。店内はサンフレッチェ広島の選手のサインで埋め尽くされています。

このお店にあるメニューは1種類だけ。その一杯を作っていただきます。

「大将、オープンしたのは最近ですか?」(てつじ)
「24年前です」(大将)
「大将、2代目?」(てつじ)
「初代です」(大将)


麺の茹で時間が短いことから、豚骨ラーメンじゃないかと予想する麺バーたち。
3分ほどで完成しました。
【いざ、実食!『コロコロコミック』くらい分厚い具材を発見】

いざ、実食!
スープを口に含むやいなや、
「おぉ~!うんまぁ~!」
と唸る3人。
「ベースは豚骨。大将、めっちゃうまいです」(てつじ)
「しみる~」(塚本さん)
「……」(池ちゃん)
麺に夢中で、コメントすることを忘れる池ちゃん。

「めっちゃおいしいです。なんで(お店のことを)知らなかったんだろう」(池ちゃん)
「豚骨に魚介の感じもする。麺は細麺」(てつじ)

さらに、具材を考察する麺バーたち。
「キクラゲ?が入っている」(塚本さん)
「今、『コロコロコミック』くらい分厚い何かを挟んでる!」(てつじ)

「トロトロのチャーシュー。ほぼ角煮!」(てつじ)

2人が考察する間に、池ちゃん、完食。

【大将とご対麺】
“覆麺”を外し、大将と“ご対麺”。

今回訪れたのは、猿猴橋近くにある「らーめん かばちや」。
1日に100杯売り上げることもある行列ができるラーメン店です。

調査をしたのは「かばちやらーめん」(950円)。
てつじは、魚介の味がすると話していましたが、魚介は入っていないそう。

豚骨の臭みを消すために、玉ねぎなどの野菜を入れるお店が多い中、かばちやのスープの材料は豚骨のみ。しかし、臭みは全くありません。
継ぎ足しをせずに、常にフレッシュなスープを作っているそうです。


スープに合う細麺は、博多・長浜ラーメンよりは太め。
チャーシューは豚の角煮の作り方を参考に、トロトロに仕上げています。

【正解はどれ!?覆麺クイズ】
ここで、“覆麺クイズ”。
「大将が広島のラーメン店にほとんど食べに行かない理由は?」

「先入観をなくすため」(塚本さん)
「インドア派だから」(池ちゃん)
「食べに行く時間がない」(てつじ)
正解は……
「すべて正解で」と答える大将。
しかし、事前に聞いていた答えと違ったため、まつはましんは困惑。

本当の正解は?
「お店を始めたら、ラーメンが本当に好きか分からなくなった」
と再度答える大将。

その解答に池ちゃんも共感したようで……
「私も普段、アイドルの曲を聴かずに、ラップばかり聴いている」

ここで、まつはましんから衝撃の報告が。
「実は、僕が事前に聞いていた答えと違います」

事前に聞いていた正解は
「ラーメン店に行くと、ラーメン好きな人と熱いラーメントークになってしんどいから」

取材を申し込んだ際、「本当にうちでいいんですか?」と聞いたくらい、謙虚な大将。
その謙虚で実直な人柄が、24年も愛される一杯に表れていました。

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年7月10日、17日放送)
ライター:神原知里