【ひろしま覆麺調査団】清涼感あふれるラーメンが登場 | 塚本恋乃葉さんと共に、有名うどん店が手掛けるラーメンを調査しました
目隠し(通称:覆麺)をして感覚を研ぎ澄まし、至高の一杯を調査する「ひろしま覆麺調査団」。
『ピタニュー』の月曜パートナーの塚本恋乃葉さんを迎え、清涼感あふれる一杯を調査します。
ひろしま覆麺調査団===
【麺バー】
・てつじ(シャンプーハット)
・池田裕楽(STU48)
【見届け人】
・まつはましん
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【絶好調の池ちゃん】

金座街商店街からロケがスタート。
『鬼レンチャン』で10レンチャンを達成して賞金を獲得、さらに、12thシングル選抜メンバーに決定した池ちゃん。絶好調な池ちゃんの考察にも期待が高まります。

広島市の中心地にあるお店ということから、新店だと確信するてつじ。

【塚本さんの考察が光る】
お店に到着!

「いらっしゃいませ~」
店に入った覆麺調査団にかけられる複数人の声。
「ここはできて、まだ間もないですよね?」(てつじ)
「オープンして2年半です」(大将)

早速、自慢の一杯を作っていただきます。

「今、包丁取った?チャーシュー切る!?」
わずかな物音も逃さないてつじ。
「小麦の空気を感じられるようになった」と話す池ちゃん。
覆麺調査団のロケで、成長をとげているようです。
麺を茹でる時間が長いことから、「麺が太いということですかね?」と予想する塚本さん。

スープがすでに器に入っていると聞き、塚本さんが鋭い一言。
「スープ冷たい系?」

さらに、麺を締める音が聞こえ、
「今、(流水で麺を)締めてるねぇ!」と興奮するてつじ。
「これ、完全につけめん!」と豪語します。

【これはつけめん?議論が白熱する実食】

いざ、実食!
つけめんを確信するてつじに、塚本さんが異議を唱えます。
「つけめんではないんじゃないですか?つけるものが無い!」

器自体が冷たいことに気づいた麺バーたち。大将もつけめんではないと否定します。

スープを一口飲むてつじと塚本さん。
「うわぁ~おいしい。魚介です?かつおっぽい」(塚本さん)
「冷やしラーメンや!」(てつじ)
一方、麺にがっつく池ちゃん。


麺に歯ごたえがあるというのは、麺バーたち共通の感想。
タピオカ粉を使っているんじゃないかと疑うほど、弾力がある麺なんだとか。

「かつおの出汁が飲めば飲むほど香りが広がる」(てつじ)
「チャーシューに脂身を感じないです。朝でもいけそう」(塚本さん)


【清涼感あふれる一杯の全貌が明らかに】
“覆麺”を外し、大将と“ご対麺”。

今回訪れたのは、2023年に立町にオープンした「太閤らーめん」。
調査したのは、「限定 冷やしらぁ麺」です。

カウンターに置かれたレモンと柚子胡椒。
冷やしラーメンに入れて、味変をすることができます。

スープは、いりこをベースに、昆布やしいたけ、3種類のカツオなどの魚介をふんだんに使っています。
チャーシューは、「瀬戸内六穀豚」を使用。
冷たいラーメンのため、厚めにチャーシューを切ると、口の中に脂が残ってしまうそう。生ハムくらい薄くスライスして入れているそうです。


食べることができる花、「ベルローズ」や「金魚草」、「花穂じそ」が彩りを添えています。
弾力がすごいと麺バーが唸った麺は、「超多加水麺」。
45%以上水分が入っているそうで、通常のラーメン用の機械では作れないそう。もともと、うどんの製麺機を使い、麺を作っていたため、超多加水の麺しか作れなかったそうです。


広島で人気のうどん店「太閤うどん」を創業したのは大将の父親。
大将も本業はうどんなのですが、うどんをもっとおいしくするためにラーメンを勉強しようと思ったことが、この太閤らーめん誕生につながったそうです。


【覆麺クイズで意地を見せたてつじ】
ここで、“覆麺クイズ”。
「140万円するこの機械は何をするものでしょうか?」
正解者は、大将おすすめのサイドメニューを食べることができます!

「わたあめを作る機械」(池ちゃん)
「食べられるお花を栽培する機械」(塚本さん)
「かつお節を0.01mmまで削る機械です」(てつじ)
正解は……
「てつじさん、完璧に合っています」


大将おすすめの「うす削り節たまごかけごはん」をゲット。


サイドメニューがおあずけの2人に、削りたてのかつお節をくれた大将。

3月にオープンした「太閤うどん広島ミナモア店」にも立っている大将ですが、ラーメンの仕込みだけは1日も欠かさず自分で行っているそうです。
「冷やしラーメンでも情熱は熱く」
大将の情熱を感じる一杯、堪能してみてはいかがでしょうか。

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年6月26日、7月3日放送)
ライター:神原知里