ろくろく亭で季節の天ぷらと旬の魚・甘味を贅沢に堪能|広島市西区
多くの人から愛されている天ぷら。
そんな天ぷらを贅沢に堪能できるのが、広島市西区にある天ぷらの専門店「ろくろく亭」です。
今回は、ろくろく亭の天ぷらランチと、やさしい甘さのデザートをいただきました。
旬の定食から定番丼ぶりまで充実のランチメニュー
ろくろく亭のランチメニューは、その時期の旬の定食から定番の丼ぶり、さらには単品や子ども用メニューまで充実のラインアップ。
今回は、ろくろく亭のランチの中から、本日のおすすめ定食だった「島根県本マグロ刺身と天プラ定食」と、「天丼」をいただきました!
本日のおすすめ定食より「島根県本マグロ刺身と天プラ定食」

本マグロの刺身と天ぷらが6つついた贅沢な内容の「島根県本マグロ刺身と天プラ定食」。
天ぷらの定番、海老のほか、舞茸やナスなど、旬の野菜が並びます。
それにくわえて、取材日は「稚鮎のシソ巻き」がありました。鮎独特の甘い香りとシソの爽やかな香りがマッチ。身はしっとりとしています。
そのほかにも厚切りにした「丸十(さつまいも)」の天ぷらは、多くのお客さんがびっくりするという甘さと食感が人気の一品です。
ろくろく亭では、さつまいもを低温で2時間蒸したものを、3度揚げにして仕上げます。
ねっとりとした甘さで、初めての味と食感!これまでのさつまいもの天ぷらの概念が覆るほど、たっぷりの蜜を感じられました。
なお、天つゆに添えられている大根おろしは、1時間茹でて臭みをとっています。天ぷらの素材の味や香りを邪魔せず、引き立ててくれますよ。

本マグロは大将がこだわって仕入れているため、たまにしか入荷がないレアな存在。お肉のようなビジュアルで肉厚なのが特徴です。
赤身とトロの両方が盛りつけられており、脂の溶け方や身の質感の違いが楽しめます。
刺身は、寒ブリや鰹のタタキなど季節に合わせた内容に変わっていくので、四季の移ろいも楽しめます。
染みこむタレでご飯もすすむ!「天丼」

2018年7月のオープン時から毎日注ぎ足している“丼つゆ”でいただく「天丼」。甘く濃厚な丼つゆは、7年という月日の長さも感じさせます。
そのままはもちろん、お好みで丼つゆを足していただきます。

天丼は、海老が2つ、魚が1つ、野菜が4つも入ったボリューム満点の内容です。
丼つゆをかけても衣はさっくり。丼つゆと衣がご飯に染みこんでおり、ご飯をかきこみたくなるおいしさです。
丼つゆに負けない天ぷらの衣の秘密は、小麦粉の温度と油にあります。
衣液には、-60℃まで冷やした小麦粉を使用しており、混ぜすぎないことで油を吸い過ぎないようになっています。
また、油はオリーブオイルとサラダオイルをブレンドしており、油による重たさやしつこさを軽減。
ランチメニューはすべて、ご飯のサイズが小・中・大の3つから選べるほか、お汁はおかわりが可能です。
定食スタイルで提供されるのは、ランチタイムのみ!ディナーとは違った天ぷらを楽しんでくださいね。


食事終わりには季節のスイーツでさっぱりと
ろくろく亭では、食後のスイーツも提供しています。
今回は、定番の「自家製カタラーナ」と、季節の甘味「あんみつ風ミルクようかん」をいただきました。
定番&おすすめ「自家製カタラーナ」

表面がこんがりキャラメリゼされたカスタードクリームの「自家製カタラーナ」は、ずっしりとした口あたりで卵の濃厚さが感じられる一皿。
パリパリした飴状のキャラメリゼは香ばしく、ほろ苦さもアクセントになっています。
涼しげな見た目と爽やかな味「あんみつ風ミルクようかん」

あんこのようかんと、ミルク寒天やキウイをゼリーに詰め込んだ2層の「あんみつ風ミルクようかん」。
ゼリーのつるんとした冷たさと、ようかんのまったりした舌触りが、あんみつを彷彿とさせるデザートです。
甘さが控えめなミルク寒天は、あんこともゼリーともマッチしていました。
ろくろく亭の基本情報とアクセス

広電「古江駅」から南に約800m進んだ場所、住宅街の中に溶け込むように「ろくろく亭」はあります。
広島バス「庚午住宅入口バス停」から徒歩約7分、広電「古江駅」からは徒歩約15分です。
ろくろく亭の基本情報

住所 | 広島市西区庚午南1丁目30-2 重森ビル1F |
TEL | 082-533-6006 |
営業時間 | 11:30~14:00(L.O13:30)/18:00~21:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
駐車場 | 2台 ※店舗2軒隣にある月極駐車場1・2番 |
公式サイト |
店舗の設計や家具・照明など、店内の雰囲気からもこだわりを感じられる「ろくろく亭」。
素材を活かした天ぷらは、食べた翌日にもまた食べたくなるほど、やみつきになります。
また、春には「いちごの天ぷら」、冬には「牡蠣の天ぷら」など、季節の食材を使ったメニューも人気です。
ぜひ一度、ろくろく亭で天ぷらのランチを堪能してみてくださいね。
ライター/丸山希
※紹介している内容は2025年6月取材時点のものです。公開後内容が変更している可能性があります。