【7/12】岡山県備前市「備前市美術館」がグランドオープン!開館記念展「ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―」「備前の現代陶芸:至極の逸品」開催

長年親しまれてきた備前市立備前焼ミュージアムが「備前市美術館」として生まれ変わり、2025年7月12日(土)にグランドオープンを迎えます。
開館を記念して、世界の巨匠パブロ・ピカソの陶芸作品を紹介する展覧会「ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―」と、備前焼の人間国宝から現代の精鋭までが一堂に会する備前現代陶芸の展覧会「備前の現代陶芸:至極の逸品」が、二つ同時に開催されます。
自由で創造的な作風で芸術に挑み続けたピカソのエネルギーと、新たな表現を求め今なお進化する備前焼作家たちの情熱が、生まれ変わった美術館に新たな息吹を吹き込みます。
開館記念展Ⅰ:ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―

20世紀美術の巨匠パブロ・ピカソ(1881-1973)は、絵画や彫刻のみならず、南仏の豊かな自然と土に魅了され、陶芸の分野でも3000点を超える独創的な作品を生み出しました。
この展覧会では、ピカソが手がけた貴重な陶器作品36点とリノカット2点が展示されます。
皿、水差し、花瓶、壺など、既存の陶芸の概念にとらわれない自由な発想と遊び心にあふれた作品群は、ユーモラスな表現の中にピカソの尽きることのない創作の喜びを生き生きと伝えています。
自然の力と芸術家の感性が融合した、ピカソの新たな芸術への挑戦をご覧ください。
会期 | 2025年7月12日(土)~9月28日(日) |
会場 | 備前市美術館 2階 展示室2、3 |
観覧料 | 一般 1,000円、大学生・専門学校生・高校生 500円、中学生以下 無料 ※その他割引料金あり。詳細は公式サイトをご確認ください ※本展のチケットで、同会期中の開館記念展Ⅱ(前期)も観覧できます |
開館記念展Ⅱ:備前の現代陶芸:至極の逸品

約800年の歴史を持つ備前焼。
その伝統を受け継ぎながら、現代において新たな表現を追求する陶芸家たちの代表作品約80点(前期・後期合計)が一堂に展示されます。
この展覧会では、人間国宝である藤原啓、山本陶秀、藤原雄、伊勢﨑淳をはじめとする歴代の巨匠から、現在活躍中の中堅・若手作家まで、前期後期合計37名の作家による至高の作品を通して、備前の現代陶芸の奥深い魅力を味わえます。
伝統と革新が交差する備前の現代陶芸の現在地をご覧ください。
会期 | 2025年7月12日(土)~12月25日(木) 【前期】7月12日(土)~9月28日(日) 【後期】10月11日(土)~12月25日(木) |
会場 | 備前市美術館 2階 展示室1 |
観覧料 | 【前期】一般 1,000円、大学生・専門学校生・高校生 500円、中学生以下 無料 ※前期のチケットで、同会期中の開館記念展Ⅰも観覧できます 【後期】一般 500円、大学生・専門学校生・高校生 300円、中学生以下 無料 ※後期のチケットで他の企画展も観覧できます ※その他割引料金あり。詳細は公式サイトをご確認ください |
備前市美術館 (Bizen City Museum of Art) 概要
所在地 | 岡山県備前市伊部 1659-6 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始 ※その他、展示替え等による臨時休館あり |
アクセス | JR赤穂線 伊部駅より徒歩1分 |
電話番号 | 備前市美術館 代表 TEL:0869-64-1400 ※開館準備期間中は(一財)備前市文化芸術振興財団 事務局 |
公式サイト | https://bizen-moa.jp |