「広島の歩き方」vol.17後編 人気の名店「お好み焼 てっちゃん」で特製の三原焼きをいただきます!
小嶋沙耶香アナウンサーが『地球の歩き方 広島』を片手に、広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。
ついに目的地の「お好み焼 てっちゃん」に到着!長年愛される特製の「三原焼き」をいただきました。
【ゑびす家】
JR三原駅 南側にやって来た小嶋アナ。
駅の目の前にあるお店で「たこもみじ」のポップを発見します。
やっさ踊りの像がお出迎え
取材交渉後、お店に入ろうとしたところで「たこもみじ」の文字を発見!
1936年創業の「ゑびす家」。和洋菓子を幅広く取り扱っているお店です。
3代目の原野由理さんに、たこもみじについて聞くと
「食べてみてもらった方が早い!」
原田さんいわく「想像がつかないお菓子」のたこもみじを実食!
一口食べるや、「ムホホホホ~!入っとる!タコの干物?」と驚く小嶋アナ。
中に入っているのは、塩味の効いた焼きダコ。あんこの代わりにクリームチーズを使っています。
お酒との相性も良さそうなたこもみじは1個140円
発売当初は売れなかったそうですが、SNSで話題となり、今では年間約15万個が売れる看板商品に成長しました。
ゑびす家 詳細情報
【おはぎのこだま】
JR三原駅と三原港をつなぐマリンロード。顔が違う10体のタコのオブジェがあります
タコのオブジェについている二次元コードを読み取ると、三原のおすすめスポットが出てきます。
スマートフォンで三原のおすすめスポットを探せる
ボリューム満点のタコ天があるという「おはぎのこだま」へ。
おはぎのこだまに到着
子ども達のお小遣いで買えるくらいの価格で、揚げものを提供しています
おはぎからスタートし、いろいろなメニューを少しずつ増やしていき、揚げものやお弁当も提供するようになったそう。
1番人気は「ビックなタコ天」。
取材をした日も、このお店のタコ天を求めて、岡山県から来たというお客さんがいました。
岡山県から来たと話すお客さんに「おはぎのこだま」の児玉栄子さんも笑顔
見よ!この大きさ!小嶋アナの顔約2つ分!
【お好み焼 てっちゃんに到着】
ついに、目的地のお好み焼 てっちゃんに到着しました。
お好み焼 てっちゃん
このお店のお好み焼きは他のお店とは焼き方などが違うと評判ですが、本当なのでしょうか?
お好み焼 てっちゃんの今井孝志さんいわく、
「ご当地焼きということで、三原焼きというものがあるのですが、鶏モツが入っています。鶏モツが入ると三原焼きになります」
鶏モツが入っている=三原焼き
メニューを見ると、「お好み焼き」と「モダン焼き」の文字が。
「三原では、そば・うどんが入るお好み焼きを『モダン焼き』と言うお店もたくさんあるんです」
モダン焼きというと、関西風のお好み焼きにそばを入れたものをイメージしますが、三原では間違った情報が広まったのではという説があるのだとか。
地域によって呼び名が変わる、奥が深いお好み焼きの世界
【てっちゃん特製の三原焼き】
60年以上作り方は変えていないというてっちゃんの三原焼き。
早速、作っていただきます!
生地が薄いのがてっちゃんの特徴
そばは焼かず、麺をのせるだけ
ニンジンの千切りを入れるのは三原焼きの特徴の一つですが、かまぼこを入れるのは、てっちゃんオリジナル。
子ども達に栄養バランスを考えたものを、という思いから入れるようになったそう。
かまぼこを入れるのは、子ども達を思いやる気持ちの表れ
鶏モツをほぐして火をしっかり通します
地元で愛される名店には、こんなお客さんも。
「印象に残っているお客さんは、原監督。常連でした。今は持ち帰りだけですけど」
青山学院大学 陸上部の原晋監督は常連さんだったそうです
少し辛めの特製ソースをかけて完成!
半熟卵がとろけます
三原の人たちに長年愛されるお好み焼 てっちゃんの、鶏モツをふんだんに使った三原焼き。堪能してみてはいかがでしょうか。
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年5月20日~22日放送)
ライター:神原知里
