【3/21~】山口市の桜名所・一の坂川の桜並木のライトアップがはじまる。桜の開花は3月第5週ごろの見込み

一の坂川 桜並木のライトアップ 提供元:山口市交流創造部観光交流課

 

2025年3月21日(金)より、山口県山口市の桜名所のひとつ一の坂川にて、桜並木の夜間ライトアップが始まります。

伊勢橋から亀山橋までの約600mの区間に約200本の桜が植えられている一の坂川。満開の時期には見事な桜並木が見られます。

一の坂川では桜のシーズンにあわせて、琴水橋から亀山橋間の約240mの区間で、約70本の桜がライトアップされます。

昼間はもちろん、幻想的な雰囲気の夜のお花見もお楽しみください。

 

今に伝わる大内文化 西の京・山口

一の坂川 桜並木

 

山口のまちは、室町時代に長門・周防国の守護大名・大内弘世(ひろよ)によって、京の都に模したまちづくりが行われました。

応仁の乱の際には、京の戦乱を避けて公家や学者たちが山口に下向して過ごしました。その中には、水墨画家の雪舟や連歌師の宗祇といった一流の文化人たちもいたといいます。

大内氏はこのように京都の文化を山口に持ち込みましたが、一方で交流のあった朝鮮王朝や明などの大陸文化も取り入れています。そして、このふたつを融合する独自の文化も生まれました。この3つの要素を併せ持つのが大内文化の特徴で、たとえば日本三名塔のひとつに数えられる国宝瑠璃光寺五重塔は京都・大陸の文化が融合した独自の要素を持つ文化財です。

そんな大内氏のまちづくりから、今も「西の京」と呼ばれる山口。一の坂川も、京都の鴨川に見立てられたといわれています。

一の坂川周辺では、春は桜やツツジ、初夏には国の天然記念物に指定されているゲンジボタルが鑑賞できます。

山口の四季折々の自然をお楽しみください。

 

一の坂川 桜並木のライトアップ 概要

開催期間 2025年3月21日(金)~落花までの約2~3週間 18:30~22:00
場所 一の坂川の琴水橋~亀山橋間(山口県山口市後河原)
アクセス 【公共交通機関利用の場合】
JR山口駅より徒歩約20分
【車利用の場合】
中国自動車道小郡ICより約20分
駐車場 専用駐車場はありません。公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用ください
お問合せ 山口市交流創造部観光交流課  TEL:083-934-2810
詳細 一の坂川はじめ山口市の春の花の見ごろ情報はこちらをチェック

 

ひろしまリード編集部

※この記事の情報は記事公開時点のものです。情報は変更になる場合があります。

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