広島で味わえる北海道ラーメン「ひろしま覆麺調査団」| 土・日曜は100杯以上売り上げる人気店が登場
目隠し(通称:覆麺)をして感覚を研ぎ澄まし、至高の一杯を調査する「ひろしま覆麺調査団」。
ひろしま覆麺調査団===
【麺バー】
・てつじ(シャンプーハット)
・池田裕楽(STU48)
・瀬賀凜太郎(HOMEアナウンサー)
【見届け人】
・まつはましん
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【広島愛に目覚めたてつじ】
ロケのスタートは西区東観音町。観音地区はラーメンの名店が多いエリアです。

「広島は日本酒もおいしい。バランスの良い水があるのが広島。きれいなだしがとれるからラーメンもうまいのよ」
広島のポテンシャルについて熱く語るてつじ。

【お店に到着。調査スタート!】
お店に到着するやいなや、
「しょうゆ系の香りがする」
と瀬賀アナ。

「床が学校の木みたいなので、学校系ラーメン?」
と池ちゃん。

店主がラーメンを作り始めます。
「中華鍋で何か炒めてる!」(てつじ)


麺のゆで時間は約1分半。
ラーメン完成までにかかった時間は約2分半。
「どのタイミングで寸胴からスープとったん?」
てつじの鋭い考察。
一般的なラーメンはスープをどんぶりに入れ、かえしと合わせますが、このお店のラーメンは中華鍋にスープを入れて完結しているんです。
【いざ、実食】

スープを一口飲む3人。
「味噌ですか?しょうが使っている?」(瀬賀アナ)
「食べたことある味ではあります」(池ちゃん)
「本当の味噌ラーメンは具材を味噌と炒めるのよ。温めたスープではない、炒めたスープ。久しぶりにスープが止まらない」(てつじ)


「上に具材がめっちゃのってる」(池ちゃん)
「私もちょっと麺を……」(てつじ)

「大将、めっちゃもやしみたいな麺作りました?」(てつじ)

「スープに負けない麺。がっちり肩組んでやってくる感じ」
とてつじ。
老舗を受け継いだお店と予想しているようだが……。
「全部作っています、自分で。引き継いでないです」と店主。

【店主と“ご対麺”】

今回おじゃましたのは「北海道ラーメン はせ川」。土・日曜には100杯以上を売り上げる人気店です。
調査したのは「みそらーめん」。
3種類の味噌と10種類の材料を混ぜた特製だれ、しょうがを使っています。

もやしの調理にはこだわりがあるそうで、ラードでコーティングしている感覚で炒めるよう心掛けているんだとか。
コーティングしたもやしにスープを投入して炒めることで、具材、スープ、麺の一体感が生まれるそう。

ここで「覆麺クイズ」。
「『北海道ラーメン はせ川』の麺の特徴とは?」

「黄色」(瀬賀アナ)
「北海道に憧れて取り寄せた麺」(池ちゃん)
「1玉の量が特徴的」(てつじ)
正解は……
「北海道の熟成麺です」

店主によると、
「広島のラーメン店でも、作ったその日の麺を使うのが一般的だと思うんですけど、北海道は雪国なので、麺を(ラーメン店に)1週間届けられないこともある。北海道の麺は日が経つほど熟成されておいしくなる」そう。


もともと広島出身の店主。東京で修行を積んだお店の一つが味噌ラーメン系だったそう。
そして、約9年前に広島へ戻り独立。幼少期から慣れ親しんだ地元の名店「すずめ」の存在がとても大きく、
「『すずめ』さんには勝てないので、しょうゆじゃなく、味噌ラーメンでやることにした」
と、エピソードを披露。

味噌ラーメンを最初に食べたのは店主の祖母。
「おかわりしてました(喜)」

店主が最も大切にしているのは「変わらない味」。訪れるたびに味がブレることなく、常に最高の一杯を提供することに全力を注いでいます。広島で本格北海道ラーメン、味わってみて。

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年3月6日、13日放送)
ライター:神原知里