3月下旬ごろの桜の開花宣言日から4月20日（日）の期間、山口県岩国市の錦帯橋周辺にて、桜のライトアップが行われます。

錦帯橋は、東京の日本橋、長崎の眼鏡橋とあわせて「日本三名橋」のひとつに数えられる橋で、全長約200mの五連の木造アーチ橋です。

春にはソメイヨシノなど約1500本もの桜が咲く桜の名所として知られています。

錦帯橋は四季折々の色でライトアップされていて、訪れる度に違った雰囲気を楽しめます。

春は桜の見ごろにあわせて夜桜のライトアップが行われます。

フルカラー、彩光色など色とりどりにライトアップされた夜桜のお花見をぜひお楽しみください。

※錦帯橋周辺の桜をはじめとした花の開花状況は「花ごよみ」をご覧ください。

錦帯橋の歴史

錦帯橋は、岩国藩の三代藩主・吉川広嘉によって1673年に架けられましたが、翌年流失。

しかし年内に再建され、その後錦帯橋は修復と架け替えを繰り返しながら、1950年の台風による洪水で流失するまで276年もの間流失することはありませんでした。

この台風による流失を機に「コンクリート橋にすべきでは」との意見も出ましたが、市民の熱意により木造の錦帯橋として再建されました。

ただ、再び流失することのないように、再建の際は石積橋脚の基礎をコンクリートにするなどの改良が加えられています。

2001～2004年にかけて行われた「平成の架替」を経て、創建から350年以上たった今も当時の姿を留め、人々を魅了し続けています。

錦帯橋の桜ライトアップ　概要

ひろしまリード編集部

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