【広島市森林公園こんちゅう館】昆虫とふれあえるバックヤードガイド ランに擬態するカマキリや虹色に輝くクワガタも|地球派宣言

広島市森林公園のこんちゅう館で行われたバックヤードガイド。

普段は入ることのできない飼育室を巡るイベントです。

 

バックヤードガイドのようす

 

参加者が飼育室で最初に見たのは、チョウのオオゴマダラの幼虫。

 

オオゴマダラの幼虫

 

一般公開されている場所では、成虫に育った状態で飼育されているため、幼虫の姿が見られるのはバックヤードならではなんです。

 

オオゴマダラの成虫

 

なかには、珍しい昆虫も!

東南アジアに生息しているハナカマキリ。体が白く、ランの花に擬態しているのが特徴です。

色だけでなく、足も花びらのように広がっています。

 

ハナカマキリ

 

イベントでは貴重なカブトムシとふれあう機会も。

世界最大級のカブトムシ・ヘラクレスオオカブトです。

 

ヘラクレスオオカブト

 

参加者が最も興味を示したのが、「世界で一番美しいクワガタ」といわれ、虹色に輝くニジイロクワガタ。

虹色の体は、日光を反射して体温の上昇を抑えたり、外敵から身を守るためなのだそう。

 

ニジイロクワガタ

 

さまざまな昆虫を間近で見て、触れる体験をした参加者たち。

楽しみながら、昆虫をより身近に感じることができたようです。

 

興味深く昆虫を見る参加者たち

 

こんちゅう館の松尾さんは、バックヤードガイドの狙いについて、こう語りました。

「図鑑や映像などで世界のいろいろな虫を見ることができるようになったが、その虫が活動している様子は、なかなか見ることができない。ガラス越しではなく、直に虫を見たり触れたりすることで、実際の虫の大きさや触った質感などもわかる。虫への親しみや興味がわいたりするのではないかと思っています」

 

インタビューに答える松尾さん

 

 

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー
地球派宣言コーナー(2025年1月22日放送)

SDGs

 

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