【じゃらん編集長おすすめ】冬の玉造温泉で温泉とカニを楽しむ旅(島根県)

 

12月の「じゃらん編集長おすすめ」の旅は、広島市内から車でおよそ2時間半、島根県松江市の玉造温泉の旅!

山陰の冬の名物といえば松葉ガニ。先月から漁が解禁となり、今まさに旬を迎えています!

星野リゾートの宿で味わう豪華松葉ガニづくしの食に、美肌の湯として知られる玉造温泉、さらに温泉水コスメに懐かしいレトロ雑貨も登場します。

 

 

温泉につかる前に訪れたのは、温泉街の中心にお店を構える「Yori荘」。

こちらでテイクアウトして、足湯につかりながらいただきます。

 

 

注文したのは、お店おすすめの「チャコールラテ hot(580円)」。

 

 

鳥取県大山町産の竹炭を使用した食用の竹炭パウダーをエスプレッソに混ぜたカフェラテです。

 

 

そして、チャコールラテのお供にはミニクロワッサンをチョイス。宍道町の有名ベーカリー「コパン」から仕入れられているパンです。

 

 

さっそく玉湯川河原の足湯でいただき、心も体も満たされたところで目に入ってきたのは……

 

 

 

川の中にある石。

この真ん中にある石にタッチすると“幸運が訪れる”といわれているのだとか。

 

 

そのためには冷たい川を通らなければいけませんが……決死の覚悟で石の前へ。

実はこの石、青めのうの原石で、健康と長寿をもたらすといわれています。

 

 

さらに温泉街を散策していると、気になる建物が!

ここは玉造温泉の魅力がギュッとつまった複合施設で、1階は島根のお土産&温泉水コスメがそろうお店、2階は雑貨店やカフェ、フォトスタジオが入っています。

 

 

早速、玉造温泉水を配合した基礎化粧品などが豊富にそろう1階の「姫ラボ 玉造アートボックス店」へ。

こちらのスタッフの皆さんは、玉造温泉の魅力を語れるように「温泉ソムリエ」の資格を持っているそう。

 

 

商品の中でも、温泉水を使った「姫ラボ石けん(1,870円)」が一番人気でおすすめとのことで、こちらで洗顔せっけんのふわふわ泡体験をしてみました!

 

 

雲をつかんでいるかのような軽いふわふわの泡は、クッションがしっかりしているので摩擦なく優しく洗えるそう。

逆さまにしても落ちないくらいしっかりしているので、泡パックにもおすすめです。

姫ラボ石けんは、保湿成分として玉造温泉水・オリーブ果実油・ハチミツが配合されているので、洗い上がりはしっとりします。

 

 

 

続いて、2階の雑貨店へ。

「Minamin*」は、食器や文具、インテリア小物など、昭和レトロを感じる雑貨店。

 

 

 

あみぐるみ作家でもある店主・田中さんオリジナルの商品も並びます。

オリジナルキャラ「フルリちゃん」のグッズが心をくすぐります。

 

 

 

そして、旅のフィナーレは蟹と温泉!

星野リゾートの温泉旅館「界 玉造」へ。

こちらのコンセプトは“いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿”。落ち着いた空間は、日々の喧騒を忘れさせてくれます。

 

 

まずはお部屋を拝見。星野リゾートのご当地部屋「玉湯の間」へ。

一番の特徴は、全室に露天風呂がついていて、部屋でも美肌の湯をゆっくり楽しめること。

部屋の中には、勾玉や玉湯川の流れをイメージしたアート作品など、地元の工芸作家さんの作品が取り入れられています。

そして、大浴場には……

 

 

広い浴場の真ん中に神社が!

こちらは「御社(おやしろ)」。出雲地方には神社仏閣が多いので、それをイメージして置かれているそう。

泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉。

約1300年前に編纂された『出雲国風土記』に「一度入ると姿形がとても美しくなる」と記されていることから、“美肌の湯”とされています。

 

 

温泉に癒やされリフレッシュした後は、いよいよ蟹づくしの食事です!

 

 

タグつきの蟹は、「その港でとれました」という証しのブランド蟹。

日本海の荒波にもまれて育った松葉ガニは、禁漁期間が設けられているので、しっかりと餌を食べて身がつまっています。

 

 

 

会席のスタートは、ぜいたくな蟹のお刺身から。

みずみずしさがあって蟹本来の甘さを感じやすい、幸せの味です。

 

 

 

続いては、「蟹の奉書蒸し」。

“不昧公”の名で親しまれる松江藩中興の祖・松平治郷が好んで食べた「奉書焼き(または奉書蒸し)」から着想を得た料理で、松葉ガニを杉の板と一緒に奉書(和紙)に包んでまるごと蒸しあげています。

ほのかに杉の香りがし、蟹のうまみたっぷり。

誰もがもくもくと集中して食べてしまう、そんな味です。

 

 

 

そして蟹鍋には松江ならではの特徴が。

宍道湖でとれる松江特産のしじみのお出汁を使った蟹鍋なんです!

しじみのエキスがたっぷりの滋味深い鍋は、しじみと蟹の旨味が凝縮されていて、とても上品な味です。

 

ぐっと寒くなるこれからの季節、無事に年を越すためのご褒美として、玉造温泉の蟹と温泉で心と体が温まる旅はいかがですか。

 

紹介した施設

 

Yori荘

住所 島根県松江市玉湯町玉造1213
電話番号 0852-67-5885
定休日 不定休

 

複合施設 玉造アートボックス

住所 島根県松江市玉湯町玉造1241

 

界 玉造

住所 島根県松江市玉湯町玉造1237
電話番号 050-3134-8092(界予約センター)
料金 宿泊料金 41,000円~(税・サービス料込)
※2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金
※蟹会席へのアップグレード料金は21,400円

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年12月6日放送)

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

ひろしまリード編集部

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