カープ担当記者が語る!大瀬良投手「背番号14」についての秘話。

突然ですが、皆さんは今まで「やって良かった」と思うことはありますか?
私は大学生の頃に取り組んだ、卒業論文です!

文章とは難しく、「読む人には筆者の気持ちが伝わる」ということを知るきっかけでした。
私自身、この記事を書く担当になった時、カープを詳しくないことが見抜かれてしまうのでは…と、ドキドキしていました。

 

知らないなら、学べばいいんです!今回もカープ道は学びがたくさんありました。

 

今回のカープ道では『今季を占う!』をテーマにカープ担当記者が大集合しました!
今シーズンのペナントレース予想や、カープ担当記者だからこそ知る、選手の裏話も語ってくれました。

 

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野村祐輔投手と同じ、アーティスト「Mr.Children」が好きで、取材時に、ミスチルトークをしたと話すのは、広島アスリートマガジン 真田記者。
野村投手はミスチルの話になると、喜んで話してくれるそうです。

毎年、野村投手の登場曲を予測するのが恒例となっているそうですが…今年の登場曲が見事!的中したそうです。

その曲はMr.Childrenの「皮膚呼吸」。
この曲には野村投手の気持ちが表れている内容だと真田記者は話します。

 

≪皮膚呼吸して 無我夢中で体中に取り入れた
微かな酸素が今の僕を作っている そう信じたい》

 

という歌詞には、“これまでの経験が今の僕を作っている“野村投手のそんな想いが込められているのではないかと真田記者は語ってくれました。

 

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先発投手陣では最年長の野村投手。
これまでの経験を武器に、カープを優勝へ導いて欲しいですね!

 

続いて真田記者は、今季の戦力キーマンとして堂林翔太選手をあげました。

1番から5番まで主軸のしっかりとしているカープ打線で、堂林選手が下位打線で活躍すると更に厚みが出てくると、堂林選手をキーマンに指名した理由を明かしてくれました。

さらに真田記者は、キャンプに視察へ行ったOBの方に「バッティングがさらに進化している」という堂林選手情報を聞いたそうです。
どのように進化しているのか、そこまでは語られませんでしたが、キャリアハイの成績を残した去年を上回る堂林選手の活躍が、カープ勝利の鍵となってくるのは間違い無さそうです。

 

そして、大瀬良投手の「背番号14」についての秘話。
話してくれたのは、カープ道で歯に衣着せぬ正直な記者としてお馴染み、サンケイスポーツ 柏村記者。

大瀬良投手は、炎のストッパー津田恒美さんと同じ背番号を付けている縁もあり、毎年、津田さんのお墓参りへ行っているそうです。
「どうして行くのか」という問いに、「背番号付けているからですよ」とサラリと一言。
柏村さんの問いに多くは語らなかったそうですが、津田さんの「弱気は最大の敵」という座右の銘を継ぐ大瀬良投手は、津田さんの墓前で様々な事を話しているのかもしれません。

誰に言われたわけでもなく、自分がしたいからしている―

その姿勢が、ケガにも負けずひた向きに進み続ける大瀬良投手を形作っているのかもしれません。

 

そして今季のペナントレース予想を披露してくれたのは朝日新聞 辻記者。

その予想では、カープは3位。

ただその予想は決してネガティブな予想ではなく、ペナントレースの先を見据えたものでした。

辻記者がおっしゃるには「カープは日本一になります」との事。
その道筋はこうです。

短期決戦のクライマックスシリーズでは、充実した投手陣をもつカープが有利。
下剋上で日本シリーズに出場し、そのまま日本一を掴むというストーリーです。

そんな辻さんは、自身だけが知る選手の裏話として大道選手とTwitterでの関わりについて話してくれました。

朝日新聞の公式Twitterで、大道選手について呟いたところ、なんとご本人がフォローしてくれたそうです。そして、なぜその呟きにたどり着いたかというと、大道選手は「エゴサーチ」をしているからだとの事。

 

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大道投手は“エゴサ„の理由について、「ネガティブなことを書かれても、自分はそれをバネにして頑張りたい」と自身の情報を集めている理由を語ってくれたそうです。

そんな前向きな部分はマウンドでも表れています。
緊張した姿を見せず、豪快に腕を振る気持ちの強さはもしかしたら、エゴサによって鍛えられたのかもしれません…。
やっぱりカッコいい、大道選手!
そう思わされたエピソードでした。

 

 

広島ホームテレビ
カープ道』2021年4月14日(水)深夜0時30分~
#213「カープ担当記者大集合!今季を占う」
出演:辻健治(朝日新聞社)、真田一平(広島アスリートマガジン)、柏村翔(サンケイスポーツ)、八木美佐子(広島ホームテレビアナウンサー)

ライター 永田千紘

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