開店前から行列ができるカレーハウスヘンテの壺焼き欧風カレーランチ|広島市西区

日本人が好きな料理といえば上位にランクインするであろう「カレーライス」。

広島市内にもたくさんの老舗があり、それぞれのスタイルでファンを魅了しています。

広島市西区田方にある「カレーハウスヘンテ」は、壺焼きスタイルの欧風カレーのお店です。

今回は、連日開店前から行列ができるヘンテのカレーを取材してきました。

 

トッピングが日替わり「本日のカレーランチセット」

本日のカレーランチセット 1,000円(税込) 本日のカレーランチセット 1,000円(税込)

 

日替わりのカレーにサラダと、ドリンクもしくは手作りココナッツプリンがついたお得な「本日のカレーセット」。

2種類のトッピングが用意されており、どちらかを選んで注文します。トッピングは季節に合わせた内容になることもしばしば。

取材日は「海老、きのこ、チーズ」と「海老、トマト、ナス」のラインナップでした。

今回は、店主さんおすすめの「海老、きのこ、チーズ」をいただきます!

 

カレーハウスヘンテ

 

ターメリックライスにトッピングがのって運ばれてきます。自分でルーをかけていただきます。

 

カレーハウスヘンテ

 

直接壺からルーをかけることもできますが、スプーンが用意されているため、少しずつ移しながら食べることもできますよ。

 

フォンドボーベースの食べやすいルー

カレーハウスヘンテ

 

じっくり煮込んだフォンドボーをベースに、つなぎは最小限に抑えたヘンテのルー。作り方やスパイスの配合は企業秘密です。

サラッとしているのにコクがあり、スッキリとした後味のスパイスの刺激も感じられます。

カレーと海老、きのこ、チーズの相性は言わずもがな。

フォンドボーの上品さが感じられる欧風カレーは、飽きがこず何度も食べたくなる味です。

なお、ヘンテのカレーは辛さを10段階から選べます。

基本は「中辛」で提供しており、0倍の甘口ははちみつと生クリームを追加、2倍のやや甘口は生クリームが追加されて甘さをプラス。

辛さをプラスする場合はスパイスを追加していきます。

日替わりカレーの内容は、チキンカツやビーフ、オムカレーなど、さまざま。何度通っても新しい味に出会えますよ。

 

サラダの自家製ドレッシングは購入可能

カレーハウスヘンテ

 

セットでついてくるサラダに使われているドレッシングも自家製のもの。玉ねぎと醤油をベースに作られています。

ランチの注文が多いため、ドレッシングの仕込みも毎日行っているのだとか。

 

カレーハウスヘンテのドレッシング 550円(税込) カレーハウスヘンテのドレッシング 550円(税込)

 

なお、ヘンテのドレッシングはお店で購入可能。

作り置きができないため毎日数量限定になりますが、サラダを食べたあと買って帰る人も多いそうです。

常連さんの中には、油の量を減らしたり、柚子胡椒を追加したり、自分でドレッシングをアレンジして楽しんでいる人もいるそうですよ。

持ち帰ったあとは冷蔵保存で、なるべく早くお召し上がりください。

 

カレーハウスヘンテ

 

ココナッツプリンは、ココナッツをそのまま食べるのが苦手な人にも食べやすいように工夫。

ココナッツの独特の風味を抑え、クリーミーに仕上げられています。

なお、「本日のカレーランチセット」は平日のみの内容です。

休日はセット内容は同じで、平日の内容より具材が豪華になった「ホリデーランチ」1,250円(税込)に変わります。

 

とろとろ卵がほんのり甘い「ふわふわオムカレー」

ふわふわオムカレー 930円(税込)ふわふわオムカレー 930円(税込) ふわふわオムカレー 930円(税込)

 

「ふわふわオムカレー」は、名前の通り、ターメリックライスにふわふわとろとろの卵がのった一品。

 

カレーハウスヘンテ

 

卵2個に生クリームを少し入れ、ほんのり甘さを感じられる味付けになっています。

ふわふわに仕上がるよう、火を通す温度には気をつけているそうですよ。

 

カレーハウスヘンテ

 

本日のカレーランチセットと同じ中辛でいただきましたが、卵の甘さで辛味が抑えられている気がします。

全体がまろやかで口の中に残るスパイスの刺激も、控えめ。

「辛いカレーは苦手だけど、甘口まで甘くするのはちょっと……」という人にも食べやすい味です。

 

ランチメニュー

カレーハウスヘンテ カレーハウスヘンテのランチメニュー(平日)

 

30年以上老若男女問わず常連さんに愛されている秘密

カレーハウスヘンテ

 

開店前から行列ができるほどの人気カレー店、ヘンテ。

お店の歴史とこだわりを、店長の村上 由(むらかみ ゆう)さんに伺ってきました。

ヘンテの歴史は、1992年に岩国でお店をオープンしたことから始まります。

その後、お店の移転などを経て、約17年前に「カレーハウスヘンテ」を田方にオープン。

岩国にお店があったころから村上さんは働いており、オープンをきっかけに田方店で働くようになりました。

「オープン当時から変わっていないことが多いです。味やレシピだけでなく、らっきょうや福神漬けなどの仕入れ先もずっと同じままです」と、村上さんは話します。

 

カレーハウスヘンテ

 

テーブルに置かれたらっきょうと福神漬けは、お好みでカレーにのせていただきます。

どちらも特別な材料や味付けというわけではなく、シンプルで一般的なものですが、長年通う常連さんからはヘンテのカレーと相性が良いと好評。

また、村上さんは「当店は、年代や性別を問わず常連さんが多いのが特徴。ずっと通ってくれる人を大切にできるお店でありたい」と語ってくれました。

長く愛され続けるよう、目の前のお客さんを大切にしていることが伝わってきます。

 

田方店だけでなく、ひろしまゲートパークでは姉妹店の「カレーベースヘンテ」が営業しています。

街中でヘンテの味が食べたくなった際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

 

カレーハウスヘンテのアクセスと基本情報

カレーハウスヘンテ・外観 カレーハウスヘンテ・外観

 

カレーハウスヘンテは、広電バス山田線「田方」バス停が目の前にあります。

広島市内から向かう場合は、国道2号線、西広島バイパスを田方橋で下りるとすぐにお店が見えます。

 

カレーハウスヘンテの基本情報

カレーハウスヘンテ・内観 カレーハウスヘンテ・内観

 

住所 広島市西区田方1-29-2
TEL 082-273-8766
営業時間 11:30~15:30(LO.15:00)
17:30~22:00(LO.21:00)
定休日 水曜+不定休
※不定休は公式Instagramで告知
駐車場 隣接する釣具のポイントと共同
公式Instagram https://www.instagram.com/gente1992/

 

一度食べるとまた食べたくなるヘンテのカレーは、大体のお客さんがリピーターとして二回目の来店をされるそう。

カレーの味はもちろん、レトロで居心地の良いお店の雰囲気もまた訪れたくなる理由のひとつかもしれません。

ぜひ、カレーハウスヘンテの欧風カレーに舌鼓を打ってくださいね。

 

ライター/丸山希
※紹介している内容は2024年8月取材時点のものです。公開後内容が変更している可能性があります。

LINE はてブ Pocket