【じゃらん編集長おすすめ】思い立ったらすぐ行ける!江田島を満喫する旅(広島県)

 

今回のじゃらん編集長おすすめのスポットは、広島県の江田島です。

老舗豆腐店が作るこだわりの大豆スイーツに、日常を忘れてゆったりと過ごすカフェ、料理、そしてアクティビティまで。広島県内で、“すぐ行ける”江田島満喫旅をご紹介します。

 

 

最初に訪れたのは、江田島で一番高い山・陀峯山(だぼうざん)。標高438mにあるこの山には、眺望のよさから数々のCMや映画『るろうに剣心』のロケ地にも選ばれた場所があります。

 

 

それが、山の中腹にあるこちらの天狗岩。たしかに映像や写真におさめたくなる絶景スポットで、人気になるのもうなずけます。

ちなみに、ここは昔から水晶が採掘されるといわれ、眺望ではなく水晶目当てにたくさんの人が訪れたそう。

 

 

続いて訪れたのは、鬼……!?

この目立つ赤鬼は、江田島出身の作家・山下明生さんの『島ひきおに』という、江田島に伝わる民話にまつわる鬼なんです。

 

 

赤鬼が立っている場所にあるのが、江田島の名所「島の駅 豆ヶ島」。

ここは地元の老舗豆腐店・徳永豆腐店が営むお店。昔ながらの製法で豆腐を作り、世界一辛い豆腐など、バリエーション豊かなさまざまな大豆食品が販売されています。

でも、今回のお目当てはこちらではなく、その隣に昨年オープンした「鬼のおやつMIKIYO」です。

 

 

 

 

ショーケースの中には、「鬼のおやつ豆乳プリン」や「豆乳バスクチーズケーキ」など、豆乳や豆腐を使ったスイーツが並んでいます。

店主の徳永さんは今までの豆腐とは違う新しい豆腐をお客さんに食べてもらいたいという思いから大豆スイーツ店を開いたそう。

今回は特別に「豆乳バスクチーズケーキ」作りの様子を見学させてもらいました。

 

 

 

使用する豆腐は、国産大豆を100%使用し、チーズケーキ用に手作りした豆腐だそう。

この豆腐こそが、「鬼のおやつMIKIYO」のスイーツの一番大事な要素です。

 

 

 

見学の後は大豆スイーツをいただきます。豆乳を原料とする「豆乳バスクチーズケーキ」は低カロリーながら、味わいはとても濃厚。また、「鬼のおやつ豆乳プリン」のやはり濃厚で、甘さは控えめ。こちらは50%が豆腐でできているそう。

どちらもふわっと豆腐の香りがして、豆腐らしさを絶妙に残した大豆スイーツでした。

 

 

続いて、江田島市地域おこし協力隊が空き家を生まれ変わらせた複合施設「Kirikushi Coastal Village」を訪れました。

テナントは、カフェや魚料理店、まつ毛サロン、自転車屋さん、海のアクティビティができる場所、宿泊施設などさまざま。

地域おこし協力隊のミッションとして空き家のリノベーションを行い、人が集まるにぎわいの場所へと生まれ変わらせた場所なんです。

 

 

まずは、施設内にあるテナントのひとつ「魚商かぐら」でランチをいただきます。

「魚商かぐら」は江田島近海の地魚だけを使った魚料理店。江田島の漁師さんのところを回ったり、時には店主・川上さん自ら魚を釣ったりと、アクティブに動いて魚を仕入れているそう。

川上さんはインストラクターでもあり、お店をしながら釣りを教える釣り教室やレクチャーも行っています。

 

 

 

取材した日はちょうど金曜日。「フライデー」ということで、「海鮮天丼(1,000円)」をいただきました。

近海で獲れた穴子が入った天丼はボリューム満点!プラス100円で「アラ汁」もついてきます。

穴子のほかに、コウイカのエンペラと真鯛などが入っていました。タレも手づくりで、濃いめに味つけされているのでご飯がすすみます。

 

 

次は、古民家の中へ。こちらは普段コワーキングスペースとして利用されている場所で、一角がカフェになっています。

 

 

 

「NOKAZUKI COFFEE」の髙橋さんは、もともと地域の人に来てほしいという思いがあり、大人から子どもまで安心して過ごせる憩いの空間をめざしています。

カフェメニューだけでなく、食事も提供してほしいというお客さんの要望から、地元食材を使ったパスタなどの提供も近々始まるそう。

 

 

そして、江田島旅の最後は夕日が見える海でSUP体験です!

 

 

「KIRIKUSHI PADDLER」の竹本さんにSUPの基礎から教えてもらい、いざ海へ。

美しい夕景を眺めながらのアクティビティは、旅を締めくくる最高の体験です!

 

 

自然の中でアクティブに旅を楽しめる初夏の季節。

広島市内から車でも船でも遊びに行ける江田島で、自然の中でアクティブに旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

紹介した施設

 

天狗岩

住所 広島県江田島市大柿町大君
電話番号 0823-42-4871(江田島市観光協会)

 

鬼のおやつMIKIYO

住所 広島県江田島市大柿町飛渡瀬601-1
電話番号 0823-36-6606
定休日 火曜日
料金 鬼のおやつ豆乳プリン 430円(税込)、豆乳バスクチーズケーキ 510円(税込)

 

Kirikushi Coastal Village

住所 広島県江田島市江田島町切串2-1-2
魚商かぐら 営業:水・金・土
NOKAZUKI COFFEE 営業:火〜土曜 11:00~18:00
KIRIKUSHI PADDLER 営業:平日16:30〜日没(火曜定休) 、土日祝8:00〜日没 ※7/21〜8/31の期間は8:00〜日没
SUP体験:1人4,000円~(道具貸出込み)※事前要予約

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年5月3日放送)

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

ひろしまリード編集部

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