【STU48】『せとチャレ!』6年半の感謝を込めて、笑いと涙の最終回!

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルSTU48がMCを務めるバラエティ番組『せとチャレ!STU48』が、レギュラー放送最終回を迎えました。
最終回では、これまで番組に出演してくれたゲスト陣に感謝を伝えるとともに、番組を応援してくれた方々に感謝の思いを伝えるチャレンジを行いました。(『せとチャレ!STU48』2024年3月28日放送)

 

 

3月某日夜。広島ホームテレビ内の会議室に急遽呼び出されたのは、『せとチャレ!』MCのMiKER!メンバー・ここあ(甲斐心愛)、そらは(信濃宙花)、りこち(工藤理子)の3人。

事情が分からず指定された席に座ったものの、いつもの撮影とは違う雰囲気に戸惑いが隠せません。

ここでスタッフから、「今回をもって、『せとチャレ!』は最終回」と発表されたのです。

 

 

事前に何も聞かされていなかった3人は、信じられない様子。

思わず涙があふれ出すそらはですが、残念ながら発表は事実。突然の報告に茫然とする3人、スタッフも沈黙…。

しかし!『せとチャレ!』は笑いが絶えないチャレンジ番組!

悲しむ暇がないくらいに楽しい夜にしたい!ということで、今回はこれまで番組を盛り上げてくれた芸人ゲストとリモートでつなぎ、感謝の思いを伝えていくチャレンジを決行!“感謝の最終回”です!

 

 

まずつながったゲストは、言わずと知れた世界的スター。番組にはおよそ1年ぶりの登場となる、とにかく明るい安村さん!

番組初登場は2020年10月、これまでの番組出演は全10回!

 

 

わりとコンスタントに出演してくれていたのですが、ここあから「世界に羽ばたいてから番組に出てくれなくなった」と一言。

安村さんからは「世界でネタやったとたん呼ばれなくなった!」と逆クレームが入ります。

「イギリスでもネタ中に『せとチャレ!』って言ってたよ」となんだかうれしいリップサービスも。

 

 

安村さんと初めて出会ったロケのMCは、当時16歳になりたてのそらはでした。

芸人さんに抱いていた怖いイメージが、安村さんの優しさで変わったそう。

一方、安村さんの印象に残るロケは『ヘラ-1グランプリ』。

その記念すべき初回に出場した安村さん、地元の人間以外は超不利なルールに不満だったようです…。

 

 

その『ヘラ-1』が今や10回も続く名物企画になったと聞いた安村さん、「なんで『ヘラ-1』に手ごたえ感じてるの?」と笑います。

 

 

今後は『せとチャレ!』でもらった“ヘラ”で安心を作る!と宣言(?)してくれた安村さん、ありがとうございました!

 

 

続いてのゲストは、『せとチャレ!』に15回もの出演を誇る人気コンビ、ガクテンソクのお2人(よじょう・奥田修二)。

 

 

ガクテンソクといえば、ここあとりこちがお世話になった「いいね!企画」。

瀬戸内の映えスポットで写真を撮影し、SNSに投稿。その「いいね!」数の達成を目指すという、こちらも名物企画でした。

 

 

よじょうさんはこのロケでおじいちゃん感を出しながらも「カメラマン魂に火がついた」そう。

奥田さんは親子ほど年齢が離れたメンバーの撮影を通じ、「お父さんってこんな感じなんだ」と父性に目覚めたんだとか。

 

 

さらに、ガクテンソクとのロケでは番組史上に残る奇跡が起きていたんです!

岡山県の飲食店でロケをした際、そこで働いていたバイトの女の子が、なんと現在STU48の3期研究生として活動をしているゆーなん(石原侑奈)だったんです!

そんな素敵な出会いに関われたことにも感謝!

 

 

最後に、ガクテンソクから番組終了を迎える3人にアドバイスが。

「番組終了は、小学校を卒業したようなもの。次は進学だから、番組でやったことを無駄にしないように頑張って!」という熱いエールに3人の表情も明るくなります。

 

 

 

ガクテンソクのお2人、ありがとうございました!

 

 

続いてのリモートゲストは、広島の兄貴的存在、シンガーソングライターのHIPPYさん!

2020年6月の初登場から19回も出演してくれた、『せとチャレ!』にとっては恩人。コロナ禍で撮影がうまく出来ないとき、身体を張って番組を助けてくれたのです。

 

 

さらに、番組は“兄貴”に甘えすぎてしまうことも多数。

大喜利や無茶ぶりをお願いしたにもかかわらず、心身を削って盛り上げてくれました。

 

 

そんなHIPPYさんに感謝の気持ちを込めて、最後に渾身の「お願い」。

「即興で何かワンフレーズ歌ってください!」というそらはのおねだりに、いつもの男気で即興フレーズを披露してくれました。

 

 

 

「またどこかでご一緒しましょう」と言ってくれたHIPPYさん、数々の無礼を許してください…!そして、ありがとうございました!

 

 

こんな感じでどんどん進むゲストへの感謝の時間。

スタンバイ中には、「ドッキリじゃない?」と未だに最終回であることが信じられない3人。

 

 

続いて登場したゲストは、トレンディエンジェルたかしさん。

のっけからここあの写真集『心の空』を手に持って「ここあちゃ~ん!」と叫ぶ様は、ファンミーティングさながら。

 

 

そんなたかしさんは、10回の出演ながら番組初回、6周年など節目に出演してくれたキーマンなんです。

 

 

「毎週楽しみに見ていた番組が終わるのはショック」と心情を打ち明けてくれたたかしさん。

 

 

昨年出演した際に言っていた、「ブルマで運動会が見たい!」という希望はかなえられることなく、番組が終わってしまいますが、「1~2年くらいで終わりがちなアイドル番組が、7年近く続くことはすごいこと」とうれしい一言が。

ところどころ粘着系のコメントで3人の悲鳴は上がりましたが、これまで支えてくださってありがとうございました!

 

 

そんなこんなで最後のゲストになってしまいました。

リモート画面に出てきた文字は「甲斐心愛」。ここあ本人がいる前で一体誰が出てくるのか?

 

 

期待と不安が混じる中、トリを飾ってくれたゲストは、レイザーラモンRGさん。

最終回ということで、ここあの写真集の表紙と同じ格好&髪型で出てきてくれたのです!

これにはここあも「うれしい~!」と絶叫。

 

 

RGさんの初出演は2020年4月、以降なんと5年連続で出演してくれた、『せとチャレ!』の歴史には欠かせない恩人です。

RGさん初出演時はMC体制が固まっていない、「仮MC」時代で、そこにここあ、そらはが出演。

そのロケがあって、今の正式なMCになっていることに感慨深くなります。

 

 

そんなRGさんのロケの思い出は、山口の湯田温泉・西の雅常盤の「女将劇場」。

 

 

大女将・宮川高美さんが手がける魂のエンターテインメントに深く感銘を受けたRGさん、「大女将の気持ちになって最終回への向き合いを考えた」結果、ここあのモノマネに行き着いたとのこと。

 

 

 

そんなRGさんにとって『せとチャレ!』とはどんな存在か、というここあの質問に対する答えは、ズバリ「練習の場」!

これまで、おいでやす小田さん、演歌歌手の大江裕さんなど、TV初出しモノマネを『せとチャレ!』でブラッシュアップした結果、他の全国ネット番組で花開いたというエピソードに、3人は複雑な心境…。

「『せとチャレ!』も本番だから!」という気持ちはさておき、RGさん、番組・メンバーの成長に寄り添ってくださりありがとうございました!

 

 

こうして怒涛のリモート感謝は終了。この後、MCを務めてくれた他のMiKER!メンバーも合流し、思い出話へ。

1回しかロケに出ていないぱせり(尾崎世里花)、ゆなゆな(川又優菜)は、「もっと番組に出たかった」と素直な心情を吐露。

そして、沖ちゃん(沖侑果)は前回の『ヘラ-1グランプリ』でお見送り済だったため、神妙な面持ちで出てきてくれました。

6人が揃ったところで、最後のサプライズが発動。

花を持って部屋に入ってきたのは、長きにわたり『せとチャレ!』のメインMCを務めてきてくれたレジェンド、あーちゃんこと藤原あずさ。

 

 

思わぬ登場に、そらはは絶叫のち号泣。他のメンバーもうれしそう。

STU48を卒業して約4年、「番組放送時間も長さも変わってきた中で続けてきたみんなはすごい!」というコメントに、メンバーの感慨もひとしおです。

 

 

最終回を迎え残念なメンバーに対し、あーちゃんも「悲しいよね、分かるよ」と言いますが、そらはは泣きながら「嘘だ!放送枠奪うつもりでしょ!」と謎の反発。

 

 

 

 

そのやりとりに大盛り上がりになりながらも、いよいよ大団円。

最後はあーちゃんを含めた7人で、視聴者の皆さんにお礼を伝え、番組は終了したのでした。

 

 

最後に、これまで番組を観てくださった皆さん、ひろしまリードの記事を見てくださった皆さん、『せとチャレ!』に関わってくださった皆さん、そして『せとチャレ!』を応援してくださった皆さん、6年半、本当に本当にありがとうございました!

ここまで続けてこられたのも皆さんのおかげです。

またどこかでお会いできるよう、引き続き応援よろしくお願いします!感謝!!

 

 

ひろしまリード編集部

 

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