農家民宿で里山体験&ランチ|築150年藁葺き屋根の古民家 ~庄原市東城町~
“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
リポーター・大松しんじが向かったのは、庄原市東城町の山あいに、ややポツンと佇む体験型農家民宿 「百姓庵「紡(つむぐ)」。
築150年の藁葺き屋根の古民家で、里山の暮らしの豊かさを発信し続ける夫婦に出会いました。
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農家民宿を営むのは元中学校教員の旦那さんと、元保育士の奥さんの、名越さん夫婦。
奥さんの千春さんは、瀬戸内海の島から雪深い東城町に嫁いできました。
この宿では、野菜の収穫や山菜採り、まき割りなど大自然ならではの体験ができ、農業体験学習として、都心部からも中高生を受け入れています。
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農家民宿を始めたいと思ったのは奥様ですが、共に子どもに関わる仕事をしてきたのでご夫婦の目指す所は一致。
ブランコや砂場などはご主人の一雄さんが手作りされたそうです。
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ほっとするような時間の中で、奥様は手作り味噌を作っていらっしゃいました。
その味噌を使ったメニューの一つが「しし鍋」です。
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昔ながらの囲炉裏を囲んでいただきます。
収穫したばかりの新鮮なシイタケとフキノトウは、天ぷらにしていただきます。
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ランチは野菜ずしです。
酢飯にお酢の代わりにゆずを使っているそうです。
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「一つの大根を生、切り干し大根、漬物にするなど農家で受け継がれている食文化、知恵を大事にしたい」と奥様。
民宿の近くには可愛らしい小屋が・・・。
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小屋の名前は「Book cabin ちゃちゃ」
小説「赤毛のアン」が大好きな奥様が、地域の人たちの集まりの場を作りたいとヤギ小屋を改装して作りました。
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ここでご夫婦と地域のメンバーが集結して「この本だいすきの会」東城支部として、絵本の読み語りを実施しているそうです。
自然に囲まれ人生を謳歌している名越ご夫妻。
今後の夢は、「田舎の良さ、違う価値観を伝える場にしたい。」とのことです。
自然と人をつなぎ、人と人とを結ぶ。
ここは大自然を舞台に、昔の知恵や食文化を現代から未来に紡ぐ、素敵な場所でした。
■体験型農家民宿 百姓庵「紡(つむぐ)」
庄原市東城町久代1570
電話:08477-2-4468
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2021年3月5日放送)
ひろしまリード編集部
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