春は絶好のチャンス!FPの家計見直し大作戦

家族の生活環境が変わる春は、家計の見直しに絶好の機会。

そこで、家計相談歴30年のファイナンシャルプランナー(FP)、波多間 純子さんと共に家計の見直しについて考えました。

 

【ライフステージごとに目標設定。合言葉は「2割」】

家族の環境変化によって、支出が減るタイミングがあると波多間さんは話します。

例えば、3~5歳児は保育料が無償になるのでこのタイミングや、子どもが大きくなって独り立ちした後にお金を貯めておくことが大切です。

 

保育料の変化

 

一方、子どもの教育費などで出費がかさむ時期があります。

そうした時期は、他の支出を見直してやりくりをしてみてほしいと波多間さんは言います。

特に、世帯主の死亡保障を、子どもの成長と共に見直してほしいそう。

 

死亡保障の見直し。子どもが誕生したら備えは厚く、末子が卒業したら保険料を抑える

 

見直した保険料は、老後資金や介護費用として備えておくと安心が生まれます

 

いつ、どういったお金が、具体的に何円必要になるのかを事前に考えることが、家計見直しの第1歩です。

 

ライフステージ別 家計管理

 

漠然と「老後資金を貯める」と思っても、なかなかモチベーションは上がりません。

そこで、

「ライフステージを4つに分けて、その時々の家計管理の目標を作っておきましょう」

と波多間さん。

目標が明確になり、家計の管理がしやすくなります。

 

貯蓄の目安となる言葉は「2割」

 

目標の合言葉は「2割」。

年収の2割、住宅購入金額の2割、と意識して貯めていきましょう。

 

【お得なキャンペーンや制度を活用】

春はお得なキャンペーンや制度が始まる時期でもあります。

こうした制度を上手に使って、家計の見直しを行います。

まずご紹介するのは、4月はじまりの携帯電話各社のお得なキャンペーン。

新学生に対しての値引きや、家族のお得プランがめじろ押しです。

 

通信費キャンペーンの詳細

 

会社の制度を上手に使うことも、家計の見直しにつながります。

団体保険や、社内積立制度は4月から募集のケースが多いそうなので、ご自身の勤務先の制度をぜひ確認してみてください。

 

会社の制度を上手に活用

 

【金利の先高観】

「今年特有の状況、『金利の先高観』がある」

と話す波多間さん。

早ければ3~4月に日本銀行がマイナス金利を解除するのでは、という観測が高まっている状況。もしも、マイナス金利が解除されれば、銀行金利が上がります。実際に、金利が100倍になった銀行も。

 

広島銀行とゆうちょ銀行の定期預貯金の金利変化

 

金利が上昇するのであれば、それに合った預貯金を選ぶことが重要です。

 

「個人向け国債も狙い目」と波多間さん

 

一方、気になるのは住宅ローンの金利。

住宅ローンは政策金利に連動するため、金利が上昇するとローンの金利も上がります。

しかし、波多間さん曰く、短期金利に連動する変動金利ローンの上昇は、現在のところ変化は見られないそう。

金利が低いうちに繰り上げ返済資金を貯めるなど、金利上昇が始まる前に対策を考えておいた方が良いかもしれません。

 

住宅ローンの金利

 

「行動すれば家計は変わる」

今回ご紹介した家計術の中で気になるものがあれば、実行してみてはいかがでしょうか。

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年3月5日放送)

ライター:神原知里

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