映画『ゴールド・ボーイ』金子修介監督・星乃あんなさんインタビュー!
中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の 『坏小孩 (悪童たち)』を原作とする映画『ゴールド・ボーイ』。
2024年3月8日(金)の全国公開に先駆け、広島バルト11にて舞台挨拶付き試写会が開催されました。
舞台挨拶には、金子修介監督と、上間夏月役の星乃あんなさんが登壇。
試写会前の時間にお二人がインタビューに答えてくれました。
星乃あんなさんと金子修介監督
映画の見どころは「登場人物の裏表のお芝居」
映画『ゴールド・ボーイ』は殺人犯と少年たちの頭脳戦を描いたクライムサスペンス。
金子監督が「登場人物の裏表のお芝居が見どころ」と語ってくれたように、主演の岡田将生さん演じる殺人犯の東昇と、羽村仁成さん演じる安室朝陽、星乃あんなさん演じる上間夏月、前出燿志さん演じる上間浩の3人の子供たちとの間で行われる、二転三転する駆け引きが映画の見どころです。
©2024 GOLD BOY
星乃あんなさんに役作りについて聞くと「役作りの一環で岡田さんとは撮影中、距離をとっていただいて、あまり話をしなかったです」と答えてくれました。
撮影中、岡田さんと3人は敵対する役柄なので、敢えてほとんど会話をしなかったそう。
「クランクインする前に岡田君の方から、3人の子供たちを引っ張っていかないといけないでしょうか?と聞かれたんですけど、その必要はないからと言って、敵対する役なので、そんなに仲良くならなくてもいいと話しました。だからと言って、とても緊張感がある現場、というわけでもなかったですよ」と金子監督。
羽村仁成さん、星乃あんなさん、前出燿志さんは同年代ということもあって、時折和気あいあいと会話をしていたそうです。
©2024 GOLD BOY
金子監督は広島で1ヵ月間お好み焼き生活を送ったことも?
2017年11月18日公開の映画「こいのわ婚活クルージング」でメガホンを取った金子監督。
オール広島ロケだったこともあり、撮影中は約1ヵ月間、広島に滞在していたそうです。
お好み焼きを食べましたか?との質問に「毎日食べていました」。とまさかの回答。
お店で食べる以外にも「ホテルの部屋で食べる夕食もスーパーで購入したお好み焼きでした」と語るほど、毎日お好み焼きを食べる生活を送ったそうです。
そんな金子監督、実はカープファンだそうで、映画「こいのわ婚活クルージング」に特別出演した、ミスター赤ヘル 山本浩二さんにサインをもらったというエピソードも。
映画撮影中の2016年にマツダスタジアムでのロケも行われました。この年は、カープが25年ぶりにリーグ優勝した年。日本シリーズ中、カープが2勝して札幌ドームに行っている間に撮影したそうですよ。
最後に少し脱線しましたが、映画『ゴールド・ボーイ」は2024年3月8日(金)公開です。ぜひ劇場でご覧ください。
映画『ゴールド・ボーイ』概要
公開日 | 2024年3月8日(金) |
映画公式サイト | https://gold-boy.com/ |
映画『ゴールド・ボーイ』あらすじ
それは完全犯罪のはずだった。まさか少年たちに目撃されていたとは…。
義父母を崖から突き落とす男の姿を偶然にもカメラでとらえた少年たち。
事業家の婿養子である男は、ある目的のために犯行に及んだのだ。
一方、少年たちも複雑な家庭環境による貧困や、家族関係の問題を抱えていた。
「僕達の問題さ、みんなお金さえあれば解決しない?」朝陽(13)は男を脅迫して大金を得ようと画策する。
「何をしたとしても14歳までは捕まらないよ。少年法で決まってるから」
殺人犯と少年たちの二転三転する駆け引きの末に待ち受ける結末とは……。
ひろしまリード編集部