2024年2月23日（金・祝）〜3月24日（日）、「白壁の町並み」（広島県府中市上下町上下）にて「天領上下ひなまつり」が開催されます。

上下町の白壁の町並みとは

広島県の中東部に位置する上下町。

かつて江戸幕府の天領として、また中国地域の各地を結ぶ街道の中枢拠点の役割をなし、商業や金融の街として栄えていました。

今でもメインストリートの商店街には、白壁やなまこ壁、格子戸といった昔懐かしい町並みが続き、訪れる人々をノスタルジックな気分にさせてくれます。

期間中、雛人形を展示

明治時代、雛人形を購入する客人で賑わっていた上下町。

おもてなしの心と出会いを大切にする気持ちを込めて、各商店や資料館に雛人形を展示します。

雛人形は、御殿ひな、段飾り、つるし雛など、地域の歴史とともに伝えられてきたものを展示。また、江戸時代から現代のものまであり、時代ごとに異なる衣装や表情に目が引き付けられますね。さらに、一風変わった雛人形などもあり、バラエティー豊かです。

3月2日（土）、3日（日）には「でこ市」も同時開催されます。

商店街に新鮮な野菜やスイーツを扱う店が立ち並びますよ。ぜひ、「でこ市」のイベント開催日と合わせて訪れてください。

第2回矢野荘ひなまつり

2月23日〜3月24日の9:00〜17:00、施設への入館・入場料は無料です。

「矢野文化会館」（広島県府中市上下町矢野850）、「矢野温泉公園 四季の里」（広島県府中市上下町矢野691-2）にて、「矢野荘ひなまつり」を同時開催。

石州街道出口通りひなまつり

2月23日〜3月24日、「石州街道出口通り」（広島県府中市出口町）にも雛人形を展示。

旧石州街道沿いに残る家を艶やかに彩ります。

周辺には、国の登録文化財に指定された「恋しき」、日本一の石灯籠、府中焼きの名店など、観光スポットや飲食店が充実していますよ。

雅な雛人形と一緒に府中観光を楽しんではいかがでしょう。

開催情報

ライター／小川 茜
※この記事の情報は2024年2月時点のものです。情報は変更になる場合があります。