女子アナが、宮島の海もぐってみた【地球派宣言】

宮島水族館のスナメリ (C)HOME

瀬戸内海に生息する生き物を中心に、350種、1万5千点以上を展示している宮島水族館(広島県廿日市市宮島町)。

 

館内の一画にあるのは、カキいかだを再現した縦長の水槽。
水中に吊るされたカキの様子を観察することができます。
このカキは、実際に広島湾に吊るされていたものなのです。

カキいかだの再現展示 (C)HOME

 

年に2回、6月と12月に宮島沖にあるカキいかだから宮島水族館まで移送。
飼育員総動員で10メートルのワイヤーを5メートルに切断して運びます。
そして、それまで展示されたものと交換されるのです。

広島湾からカキを移送 (C)HOME

 

なぜ交換が必要なのでしょうか?
飼育員の方によると、水槽の中は太陽光も当たらず、水の循環もないため、水槽の中は2か月ほどで自然の状態が無くなってしまうそうです。

 

交換したばかりのカキの殻には、たくさんの藻や貝などの付着物がついています。

交換したばかりのカキ (C)HOME

 

しかし、水槽の中に6カ月間入れていたカキの殻の表面は、つるつるになっていました。

6カ月展示したカキ (C)HOME

 

“海中にある本来の自然を楽しめるように”
そのために飼育員の皆さんが行っていることはまだまだあります。

 

宮島水族館では、年に10回、周辺海域の海中をダイビングで調査しています。
生物が、どのように海中で暮らしているのかを目で見て観察・研究を行い、記録を重ねることで、環境の変化などにも気付けるようになるそうです。

ホンダワラの間を泳ぐ魚たち (C)HOME

 

今回、ダイビングの経験のある渡辺美佳アナウンサーが潜水調査に同行しました。

渡辺美佳アナウンサー (C)HOME

 

注意しないと気づかないようなところにいる生き物を、すかさず見つける飼育員さん。
宮島周辺の海中にはさまざまな生態系が広がっていました。

海の中で見つけたカサゴ (C)HOME

 

そして、その豊かな生態系を水槽の中で表現するために、宮島水族館の飼育員さんたちは日々、研究を重ねています。

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(2021年2月17日放送)

SDGs

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
渡辺美佳アナウンサーが広島の海や川に潜って知った実態とは!

2月20日(土) 午後1時 放送
地球派宣言特別番組
「広島の水の中、もぐってみました~瀬戸内海って本当にキレイなの?~」
(広島ホームテレビ)

LINE はてブ Pocket