尾道に“3世代移住” 東京の人気サンドイッチ店

尾道に“3世代移住” 東京の人気サンドイッチ店

春の日差しを浴びる、観光地・尾道―。

 

駅の2階にあるサンドイッチ専門店がオープンしました。

 

「おのみちトムスサンドイッチ アンドバー」

 

(c)HOME

 

12種類のサンドイッチが楽しめる専門店で午後5時以降はアルコールも提供されます。

 

店長の佐藤友紀さん、78歳。

 

妻と娘二人に孫、さらに犬4匹を連れて3世代で東京から移住し、この店を開きました。

 

実はこのお店、東京の代官山で46年続いた、知る人ぞ知る有名店でした。

 

佐藤さんは東京生まれの東京育ち。学生時代は写真を学び、卒業後に渡米。
3年ほど過ごしたアメリカで、毎日のように食べたサンドイッチが忘れられなかったといいます。

 

帰国後に結婚した佐藤さん。
31歳の時に夫婦2人で、念願のサンドイッチ専門店を開きます。

 

それから46年、子どもが増え、孫もでき、家族でサンドイッチを作り続けました。

 

たくさんの人に愛されたお店でしたが、体力の限界を感じ去年4月、惜しまれつつ店を閉じました。

 

リタイヤ後は地方で過ごしたいと考えていたところ、尾道を紹介された佐藤さん。
移住とともに、再び店を出す決意を固めました。

 

孫の祐果(ゆうか)さんは、最初は東京に残るつもりでしたが、祖父たちの新しいチャレンジを手伝いたいと移住を決めました。

 

尾道で、家族とともに新たなスタートを切った佐藤さん。
目指すのは、地域に愛されるお店です。

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

 

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