【じゃらん編集長おすすめ】唯一無二!?個性あふれる名湯!島根・有福温泉の旅(島根県)
だんだんと寒くなり、恋しくなるのが温泉…!
『関西・中国・四国じゃらん』12月号では、コスパ最強「名湯」大賞2023が発表されました。
そこで審査員特別賞を受賞したのが、島根県の有福温泉。
レトロな温泉街と湯ヂカラに注目の「有福温泉」のおすすめスポットをご紹介します。
およそ1370年の歴史を誇る「有福温泉」。
丘の斜面に沿って有形文化財の宿が建ち、隠れ家的な趣が人気の温泉郷です。
お湯はもちろん、ジブリの世界といわれる昔懐かしいものが残っているところも魅力。
湯ヂカラのある温泉地として有名です。
まずおすすめなのが、美肌の湯を堪能できる「御前湯」。
レンガとタイルのレトロな外壁が特徴の共同浴場です。
建物は昭和5年に建てられており、もうすぐ100歳。
内観も大正ロマンを感じます。
源泉かけ流しのアルカリ性単純温泉で、とろみがあり肌にまとわりつくようなお湯です。
1万年前の雨水が熟成して湧き出ており、フレッシュな温泉を味わうことができます。
続いてご紹介するのは、街のおすすめスポット「有福大仏」。
山の高台に建つ赤いお堂は、誰でも自由に見学が可能。
中には、高さ3メートルほどの大仏様が有福の町を見下ろすように鎮座しています。
最盛期には20軒以上の旅館があったという有福温泉。
今回は、およそ300年の歴史を持つ老舗旅館の「ありふく よしだや」にお邪魔しました。
「ありふく よしだや」は、この春、ロビーと最上階にある客室を一つにまとめてスイートルームにしリニューアル!
「スイートルーム福寿」は、昔ながらの雰囲気も残しつつ、高級感溢れるお部屋になっています。
高台にあるため、有福温泉の温泉街も一望できます。
季節によって変わる景色を見ながら、話にも花が咲きそう。女子旅にもおすすめです。
貸し切りの広々としたお部屋には、「くつろぎ空間」のリビングも。
普段味わえないような時間と空間を楽しめるようこだわって作られた特別感のあるスイートルームです。
この他にもリニューアルしたおすすめの場所が「ラウンジ」。
オシャレなバーのような、カフェのような空間です。
夜は予約をすれば、日本酒などのさまざまなお酒を楽しむことができます。
夕食は温泉街の中心部にあるレストラン「有福ビアンコ」がおすすめ。
地元の食材を使ったイタリアンのコース料理を堪能できます。
朝食は、「まごわやさしい」というコンセプトで一から手作りしている「女将さんの朝ごはん」。
思わず「お母さん!」と言いたくなるような、ホッとする朝食です。
続いてご紹介するのは、有福温泉とあわせて行きたいおすすめスポット「扇原茶園」。
マツダスタジアム2個分の敷地に広大な茶畑が広がっています。
「扇原茶園」は中国四国で唯一の伊藤園「お~いお茶」の契約農家。
こちらで作られたお茶は、「お~いお茶」に使われているんだそうです。
そんな「扇原茶園」ではお茶を使った“お茶ピザ作り体験”ができます。
お茶ピザ作り体験 3,500円
お茶入りのピザ生地にお茶の入ったピザソース、地元の新鮮な野菜や日本海のお魚、さらに茶葉などを乗せて、手作りのピザ窯で豪快に焼いていきます。
まさにお茶尽くしのピザ!
ふんわりとお茶の香りがたち、お茶の美味しさを存分に味わえます。
絶品のお茶ピザを満喫した後は、島根で立ち寄りたい秋の絶景紅葉スポット「龍雲寺」へ。
見ごろを迎えると、紅葉で染まる絶景を楽しめますが、見どころは景色だけではないんです。
それが本堂の天井。なんとそこには龍が!
「八方睨の一疋大龍」と言って、どの角度からみても龍に睨まれているように見える技法で描かれています。
「いつも見ているぞ」と言われているようなすごい迫力です。
これからの季節、赤く染まった美しい山々の絶景を堪能し、心温まるおもてなしと体の芯から温まる「美肌の湯」で、ゆっくり過ごしてみてはいかがですか。
紹介した施設
御前湯
住所:島根県江津市有福温泉町710
電話:0855-56-3353
営業時間:7:00 ~ 22:00(最終受付 21:30)
料金:大人(中学生以上)400円 / 小人(小学生)200円 / 家族風呂 1,200円(60分)
定休日:毎週火曜日
有福大仏
住所:島根県江津市有福温泉町
ありふく よしだや
住所:島根県江津市有福温泉町708
電話:0855-56-2222
扇原茶園
住所:島根県浜田市田橋町149
電話:0855-27-0816
龍雲寺
住所:島根県浜田市三隅町芦谷909
電話:0855-32-0960
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2023年11月3日放送)